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工藤遥がモーニング娘。の曲を踊り 「あらためて私は踊ることが好きだと思った!」

2020/03/05 11:00

2人のやり取りも楽しみ
2人のやり取りも楽しみ


ダンスはコミュニケーションツールの一つ


――こうしてダンスの番組が作られることへの率直な感想をお聞かせください。

ダンスって身近にある文化なんだと感じました。今日は全体的にレベルが高すぎたので、やっぱりダンスは無理かなって思ってしまう方もいるかもしれません。でも楽しいしカッコいいし、この番組がきっかけになって、ダンスがこれからもっと広まっていけば嬉しいですね。

――この番組を見てダンスを始めたいと思った方へ一言お願いします。

ダンスをすることでコミュニケーションが取れたり自分の思いを表現できたり、ダンスは本当に幅広くいろんなものを体現できるものなんです。コミュニケーションが苦手だと悩んでいる人も、自分の感情をそのまま表現すればいいだけなので、そういう意味ではコミュニケーションツールの一つだと思います。

ダンスをきっかけにその人の世界がパァーと広がれば素敵だなと思います。構える必要もなく積極的にスポーツ感覚で挑戦してほしいです。

――ちょっと哲学的な質問ですが、人はなぜダンスをするんでしょうね?

何でだろう(笑)、何ででしょうね。でもダンスのボーダーラインって誰も決められないし分からないし、自分の気持ちを表現したいのであれば音がなくても動けば、それがダンスになるんじゃないかと。そうやって自分の気持ちを誰かに伝えたいからみんな踊るんじゃないのかなって思います。

単純にカッコいいからモテたいからっていうのもあるんじゃないかとは思いますけど、そういうのも含めて自分の気持ちですよね。うまい、へたはあっても何かを伝えたいから踊るんじゃないですかね。

ゲストとの会話も楽しそう
ゲストとの会話も楽しそう


上手な人たちの中で揉まれるって大事


――“モーニング娘。”のメンバーだった頃、ダンスで目標としたり意識したりするメンバーはいましたか?

もちろんいました。私は当時、“モーニング娘。”に4人で加入したので、同期の3人はライバルでしたし、同じ時期にハロプロに入った人たちもみんなライバルでした。でもだんだん任されていくポジションが決まってくるので、その中で自分がどう動くかが重要になってくるんですね。

フォーメーションダンスといって10人で一つの形を作っていたので、そうなってくるとどこかが欠けてしまうとその形じゃなくなってしまう。そういう意味では「ここは私にしかできない」と思って与えられたところを全うするということをいつも考えていました。

同期の石田亜佑美ちゃんはメチャメチャダンスが上手だったので、そうやって近くに上手な人がいると刺激になりました。最初はライバルって思いすぎてあまり声をかけなかったんですけど(笑)。そうやって昔は張り合ったりしていたこともありましたけど、やがて打ち解けて仲良くなって、今でも情報交換しながら、お互いを高め合えるいい仲間です。

とにかく彼女はダンスに対する気持ちが強くて、もう本当に尊敬しています。今は、グループ全体のダンスのレベルが上がってきて、若いメンバーも育ってきていて勢いもありますが、それでも私は彼女が一番上手で、一番カッコいいと思っています。そういう仲間が近くにいたことで、私もよりダンスに対して親しみを持って頑張れたのかなと感謝しています。

とにかく上手な人たちの中で揉まれるって大事だなと思いました。上手な人の中で揉まれることにより自分も上手になりますし、負けたくないっていう気持ちも生まれますから。

「人から何かを引き出していくような仕事に挑戦したい」と語る工藤遥
「人から何かを引き出していくような仕事に挑戦したい」と語る工藤遥


人から何かを引き出していくような仕事に挑戦していきたい


――工藤さんご自身は、今はお芝居に力を入れているようですね。

はい。今はお芝居を中心にやらせていただいていますが、こうして久しぶりにダンスに触れることで、あらためて私は踊ることが好きなんだなと思いました。人の刺激になるというくくりでは、お芝居にしろダンスにしろ歌にしろエンターテインメントとして一緒だなと思いました。

――今年の目標を聞かせてください。

そうですね。もう20才になったので、この一年は大人としていろいろ新たな経験ができたらいいなと思います。こうして司会のお仕事をやらせていただく機会というのはすごい貴重な経験ですし、人から引き出してもらうだけじゃなくて、今回のように自分が人から何かを引き出していくような仕事にこれからも挑戦していきたいなって思いました。

もちろん女優として控えている作品もありますので、少しでも多くの方に自分を知っていただけるようにお芝居も頑張っていきたいと思います。

――最後に、この番組を楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今回は高校生ダンス部、そしてKIDSダンサーにスポットを当てた番組になっています。私もいったいどんな子が来るのか、どんな姿を見れるのか本当に楽しみにしていたんですけど、想像以上のクオリティーとレベルの高さを初回から見せ付けられて驚いています。

視聴者のみなさん、そして矢島さんや私のファンのみなさんにも見ていただいて、頑張っている高校生やKIDSたちを一緒に応援してくれたら嬉しいなと思います。楽しみにしていてください。

息の合った2人のコンビで番組は進む
息の合った2人のコンビで番組は進む


◆プロフィール

くどう・はるか●1999年10月27日生まれ、埼玉県出身。モーニング娘。OG(10期)。2011年に加入したハロー!プロジェクトを2017年12月の武道館ライブで卒業し、女優として活動。6月に初主演映画『のぼる小寺さん』が公開を控えている。

矢島舞美
矢島舞美

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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「KIDS&高校生 ダンスバトルドキュメンタリー2020」
3月6日(金)夜8時~スタート
毎週(金)夜8時~
dTVチャンネル内のひかりTVチャンネル+にて配信(見逃し配信あり)

【番組視聴はこちらから】

画像一覧
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  • 「KIDS&高校生 ダンスバトルドキュメンタリー2020」のMCを務める工藤遥(左)と矢島舞美(右)
  • 【写真を見る】憧れの先輩、矢島舞美との共演について語る工藤遥。2人の貴重なツーショットを撮りおろし
  • 自分の現役時代を振り返る場面も
  • 工藤遥はモーニング娘。の曲、矢島舞美は℃-uteの曲で踊る!
  • 2人のやり取りも楽しみ
  • ゲストとの会話も楽しそう
  • 「人から何かを引き出していくような仕事に挑戦したい」と語る工藤遥
  • 息の合った2人のコンビで番組は進む
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