アンジュルム・佐々木莉佳子、卒業する室田瑞希との1番の思い出は「けんか」
アンジュルムが、3月9日(月)放送の「新世紀ミュージック」に出演。同番組はMCのハマ・オカモトと松岡茉優がゲストの知られざる一面に迫るトークに加え、ゲストがライブパフォーマンスを披露する。
3月9日放送回では、新メンバーの橋迫鈴について掘り下げる他、3月22日(日)に卒業する室田瑞希と『アンジュルム ライブツアー 2020冬春 ROCK ON! LOCK ON!』で卒業する船木結(今回はインフルエンザで収録欠席)のマイベストステージなどを紹介。また、「私を創るのは私」「全然起き上がれないSUNDAY」をパフォーマンスする。
今回、収録後に行ったメンバーへのインタビューを、2日連続でお届けする。第1弾は竹内朱莉、室田瑞希、佐々木莉佳子、上國料萌衣の4人に、収録の感想や最近の後悔したエピソード、室田との思い出などについて語ってもらった。
――トーク収録はいかがでしたか?
上國料「めちゃめちゃ楽しかったです!卒業をテーマにしていたので、もうちょっとしんみりするのかなと思っていたんですけど、爆笑で(笑)。松岡茉優さんもすごくアンジュルムのことを知ってくださっていて、あそこまで知ってくださっているなんて思っていなかったのでびっくりしました」
室田「収録では昔の映像を流してくださったんですけど、改めて『アンジュルム コンサートツアー2018春 十人十色』 のみんなの目のギラギラ感とメンバー1人1人の主張が伝わってきて、『やっぱりいいな~』って思いました」
竹内「松岡さんとお仕事させていただくのは初めてで、いつもライブに来てくださってご挨拶する程度だったので、こんなにしっかりお話させていただくのは初めてでした。『すごくいろんなところまで見てくださっていたんだな』と感じてすごくうれしかったです」
佐々木「ムロ(室田)がいる所でムロについて話したことが今までそんなになかったので、収録が終わった後に(室田が)『そんなふうに思ってたんだね、佐々木~』とか言ってきてイラっとしました(笑)」
室田「(爆笑)」
佐々木「ブログとかではメンバーについて書くこともあるんですけど、直接本人に言ったことはなかったので恥ずかしかったですね」
――室田さんは卒業まで約1カ月ですが、現在の心境は?
室田「(残り1カ月ということに気付き)本当だ!実感は全然ないです」
他メンバー「全然ないよね!」
室田「私は普段から明るい感じなのでしんみりすることもないですし、(残り1カ月なんて)全然考えてなかったです。でも、最後までしんみりすることなんてないんじゃないかな?ま、多分1番最後に泣くのは佐々木莉佳子ちゃんだと思いますけど(笑)」
佐々木「(泣くのは)絶対、ないです!ムロだからこそ、ないです!!」
室田「絶対、あるよね?(笑)」
佐々木「な・い・で・す!」
――メンバーの皆さんの、室田さんとの1番の思い出は?
上國料「私がアンジュルムに加入してすぐに、室田さんに遊園地に連れて行ってもらったことです。熊本から上京したばかりで友達もいない時期だったので、室田さんが遊びに誘ってくださったのが本当にうれしかったですし、それがきっかけで距離も縮まったので」
室田「カミちゃん(上國料)は1人で入ってきたので、加入したての時ってうまくなじめなかったり自分から先輩を誘ったりしづらいので誘いました。遊園地では『あれ乗りたいです。これ乗りたいです』って自分から気を使わずに言ってくれたから、一緒にいてめちゃめちゃ楽でした」
佐々木「私はけんかしたのが1番の思い出ですね(笑)。以前はみんな子供で大したことのないことでもよくけんかしていたんです。ある時、ムロの言い方が鼻について『何それ?』ってけんかが勃発したんです。同期の相川茉穂ちゃんが『まぁ、まぁ。揉めないよ』って間に入ってくれたんですけど、茉穂ちゃんに申し訳ないくらいピリピリしてました。今となっては良い思い出ですね(笑)」
――パフォーマンスされた「全然起き上がれないSUNDAY」では失恋からくる後悔を歌っていますが、皆さんの"最近後悔したエピソード"は?
室田「最近アンジュルムの中で"筋トレ"ブームが来ているのですが、『今日、筋トレしよう!』と思っていても、つい怠けてしまってできないんです。翌日、他のメンバーから『私は(筋トレ)やりましたよ!やりました?』って聞かれて、『やっぱりやっとけばよかった...』って後悔することが多々あります」
上國料「メンバー内で(掛け声に合わせて一斉に親指を立てて、立った指の本数を当てるゲーム)『指スマ』の人バージョン(親指の代わりに実際に立ち上がる)『人スマ』をよくやるんですけど、負けた人には罰ゲームが執行されるんです。私は、罰ゲームは絶対にやりたくないんですけど人にやらせるのが好きなので、他のメンバーにやらせたくてゲームに参加するんですけど、負けちゃって自分がやらなきゃいけなくなった時に『参加するんじゃなかった...』って強く後悔します」
佐々木「一昨日、母とけんかしたことです。大げんかして、お互いが泣いて...。お母さんのことなのに、なんで自分が泣いてしまったのだろうかと後悔しましたね。私の家は『ごめんね』『いいよ』みたいな明確な仲直りはしなくて自然と仲直りするという感じなのですが、けんかした翌日に仲直りの意味を込めてお菓子をプレゼントしました」
他メンバー「え~!かわいい!!」
竹内「ちょっと先月お金を使い過ぎちゃったことですね。初売りセールとかで洋服が安くなっていて、つい...。後悔というより反省ですね(苦笑)」
――「全然起き上がれないSUNDAY」では、最後の「忘れられないみたい...」というフレーズが印象的ですが、ご自身の「忘れられない失敗談」を教えてください。
上國料「初めてアンジュルムとしてパフォーマンスした『大器晩成』で、先輩たちにすごく練習に付き合っていただいたのに、緊張から移動する位置を大きく間違えたことです。画面をがっつり横切ってしまって...。恥ずかしいやら申し訳ないやらで、トラウマになっています」
室田「『演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」』で、自分が出演しない曲なのにステージに出てしまって...。目の前で佐々木莉佳子ちゃんが踊っていたので、莉佳子ちゃんの振りを見ながら踊るという(苦笑)。あれは忘れられない!」
佐々木「『アンジュルム コンサートツアー2017春~変わるもの 変わらないもの~』」の日本武道館公演で、『ナミダイロノケツイ』の歌唱中に歌いながら前に出るというすっごくいいパートをもらっていたのにも関わらず、思いっ切り声がひっくり返ってしまったことです(泣)。もう恥ずかし過ぎて忘れられないです」
竹内「先輩メンバーが列を作っていて、その間を通っていくという演出だったので、みんなが注目している中、けっこう声が裏返ってね。列を作っているメンバーの肩が揺れてたもんね。あれは、私たちも忘れられない!(笑) 私の失敗談は、スマイレージだった頃にハロプロ全体のコンサートで曲振りを間違えてしまったことです。『次は○○です!』って言ったら違う曲が流れてきちゃって...。数日にわたって開催されていたコンサートで、日によってちょっとずつセットリストが違ったんですけど、私たちがそれを確認せずに出てしまったんですよ。終わった後に全員で謝りに行ったら、ダンスの先生があきれちゃって怒られもしなかったという...。あの時は『あ、終わったな』って思いました」
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします!
竹内「今回、船木結ちゃんはインフルエンザで出演できなかったのですが、トークではムロと船ちゃん(船木)の卒業を取り上げていただきました。でも、しんみりすることなく、いつものアンジュルムのわちゃわちゃ感が見られると思いますので、素直に楽しんでいただけたらいいなと思います。また、昔の映像を振り返りながら裏話もしているので、放送を見てもらって『そういうことがあったんだ』って思いながらDVDを見返していただけたら面白いんじゃないかなと思います!(笑)」
文=原田健 撮影=中川容邦