賀来賢人&山本舞香のケンカシーンに視聴者「笑えて泣けた」「死にたい夜にかぎって」が描く“エモい”世界
賀来賢人が主演を務めるMBS/TBSドラマイズム「死にたい夜にかぎって」(毎週火曜夜1:28-1:58、TBSほか ※MBSでは毎週日曜夜0:50-1:20)の第3話が、3月10日までに放送された。浩史(賀来)とアスカ(山本舞香)の危うくも愛情に満ちた日々が視聴者の心をとらえた。(以下、ネタバレが含まれます)
浩史の日常に入り乱れる個性的美女たち
本作は、WEBサイト「日刊SPA!」の人気連載エッセイから「恋愛エピソード」を中心に再構築した爪切男原作の小説「死にたい夜にかぎって」を実写ドラマ化。原作者・爪切男本人の実体験のエピソードをもとに、魅力的だが過激な女性たちに翻弄される主人公・浩史の姿がときに切なく、ときにユーモラスに描かれる。
3話は賀来のスタッフ公式Twitterが「赤毛の岡田さんに好かれている様子の浩史 そしてダンスを始めるアスカ 賀来も監督もカオス回と話してますが笑、いったいどうなるのでしょうか」と評した通りの“カオス”な展開。
初恋相手のヤンキー・吉野さん(中村里帆)が自分の自転車を盗もうとしているところに遭遇したり、アスカから浮気相手へのデレデレメールが間違って届いてしまったり、冒頭からこれでもかと女性たちに振り回される浩史。職場では部下の岡田(小西桜子)からの猛アタックが続き、女性にほとんど免疫のない浩史はもう崩壊寸前だ。
そんな浩史の日常をつなぎとめているのはやはり、アスカとの心のつながり。3話終盤で描かれた2人の本気のケンカが、かえってその絆を際立たせることとなった。