2011年の「DREAM BOYS」、亀梨の不安要素は中丸…!?
9月3日(土)から帝国劇場にて上演される舞台「DREAM BOYS」の製作発表が、6月14日、都内にて行われ、亀梨和也、田中聖、中丸雄一、真琴つばさ、鳳蘭が登場した。
同舞台は、'04年に滝沢秀明主演の「DREAM BOY」として初演以来、帝劇の看板演目として上演を重ねており、近年は亀梨をはじめとしたジャニーズの後輩たちが受け継いでいる人気作品。物語は、少年たちの夢と挫折、友情などをアクロバット、ボクシング、フライングなどの華やかな演出を交えて描いている。ことしは、亀梨演じる“カズヤ”とバトルを繰り広げる“チャンプ”を田中が、さらに、ある夢を実現させるためにカズヤとチャンプを結び付けるキーパーソン“ユウイチ”を中丸が演じる。また、3人は同舞台限定でKAT-TUN改め“勝運”というグループ名を名乗ることも分かった。
今回は、KAT-TUNから半数以上の3名が参加することになったが、亀梨は「普段は同じグループですがコンサートとは違うので、この舞台では個人個人としてしっかりぶつかり合いたい」とこだわりを語り、「でも、せっかく3人も出演するので楽しみたいですね。コンサートも延期になってしまったので、ほかの2人が観に来たら絶対に舞台にあがってもらって、ファンの方々の前にKAT-TUNとして元気な姿を届けたいです」と、ファンを気遣う発言も。また、3年ぶりにチャンプ役として戻ってきた田中は「おととしは客席からこの作品を観ていて、いままで自分が言っていたセリフを客観的に見ることができてすごく新鮮でした。今回のようにチャンプ役が自分の元に戻って来たのも何かの縁だと思います。“勝運”という名にかけて日本中に“勝ち”を運んでいきたい」と意気込んだ。一方、中丸が「僕が演じるユウイチは感情的なカズヤとチャンプの仲裁役なんですけど、普段KAT-TUNの中でもそういう役割なのでやりやすいかな?」と笑いを交えて話すと、真琴は「7年ぶりに中丸くんに会ったらしっかりしていてビックリ!! 初めて会った時はみんな高校生だったのに、ちょっと会わない間に大人になっちゃて…。彼らのいい所はそれぞれ誠実なところなんです」と、姉のような目線で魅力を語り、鳳も「ここ数年ですごくセクシーになりましたね。清潔感のあるセクシーさが素敵。わたしのファンの方々も、KAT-TUNを見て、3日間くらい雲の上を歩いているみたい!ってはしゃいでました。特に上半身裸になるシーンなんか、みなさんよだれを垂らして観てらっしゃるのよ」と3人の成長ぶりを絶賛した。
そんな中、場内のスクリーンに亀梨が初めて帝劇の舞台に立った15歳のころの写真が映し出されるというサプライズ演出が。亀梨は照れながらも「毎日電車で通っていたこの街を見るといまでも懐かしさを感じますし、帝劇の舞台は僕にとって“ホーム”と言える温かい場所ですね。当時は堂本光一くんが綺麗な衣装を着て舞台の真ん中に立っていて、僕もいつかあんな風になりたいなと思っていました」と振り返り、田中も「CDデビューすることを聞かされたのも帝劇だったので、KAT-TUNにとっても原点と言える場所ですね」と特別な思いを語った。最後に、亀梨が「100周年にふさわしいスペシャルなステージにしたいです。新たなフライングも考えているんですが…」と秘策を明かし「中丸、お前飛ぶの? 最後にみんなで華やかに飛びたいんだけど…」と高所恐怖症の中丸を心配するなど、会見は終始“アットホーム”な雰囲気で行われた。
9月3日(土)~25日(日)帝国劇場にて上演