700歳の大賢者を演じる注目の女優、桑江咲菜が舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS THE MUSICAL』の魅力を語る!<Interview>
ーーサクラとしての注目ポイントは?
登場シーンからいきなり歌いながら入るんですけど、それがけっこうアップテンポで可愛らしい曲で、飛んだり跳ねたりと振り付けも激しいんです。つまり、まあ疲れるんですよ(笑)。息が上がらずにしっかりと歌とセリフを伝えるっていうのが、個人的にはひとつの課題だと思っています。
ーーしかもサクラはかなり大きな鎌を持っていますよね。持っているだけで疲れそうです。
いや、でもこれは私のなかではけっこう慣れっこなんです。以前に出演した作品でもちょいちょい大きな武器を扱っていて。「小さいキャラは大きな武器を持ちがち」なんです(笑)。
ーーなるほど。それにしてもFFシリーズらしく、小道具や衣裳を含めビジュアル面はかなり凝っています。
本当にスゴいですよね。ビジュアルの人気も高いFFシリーズですから、それだけファンの皆さんの期待も大きいと思いますが、でも皆さん本当にスゴいクオリティなんです。最初にレインとラスウェルのメインビジュアルを見たときには、人間じゃなくてCGだと思ったくらいで(笑)。私にこのレベルのクオリティが出せるのかはすごいプレッシャーだったんですけど、スタッフさんの技術力のおかげで、完成度の高いサクラに変身することができました。もう自分じゃないみたいです。
ーーでは最後に、本作の見どころを教えてください。
レインとラスウェルというふたりの騎士を中心に、たくさんのキャラクターが登場して、それぞれにドラマがあるんですよ。敵キャラにも信念があるし、とにかくストーリーが深いです。再会や別れのシーンなどはもう涙なしでは見られないですし、とにかくキャラクターがみんな立っていて、すごくアツいんです。ああもう、語彙力が!(笑)
ーーとにかくアツいストーリーであることはヒシヒシと伝わってきます。
そうなんです! 家族や兄弟といった絆や愛が随所に感じられて、原作ファンはもちろん、原作をご存知ない方でも楽しめる作品になっていると思います。もちろん歌やダンス、アクションも迫力満点ですので、ぜひ楽しんでください。
取材・文=岡本大介
2007年デビュー。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(真咲なつめ役)、
『牙狼〈GARO〉』シリーズ(リュメ役)などの実写作品に出演する傍ら、
『舞台・文豪ストレイドッグス』(泉鏡花役)、
『Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-』(アナ役)、
『舞台・K-RETURN OF KINGS- 』(櫛名アンナ役)など、舞台にも多数出演している
(作品紹介1)
「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL
3月12日(木)19時〜(ニコニコ生放送にて配信)
<キャスト・スタッフ>
原作:『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』(株式会社スクウェア・エニックス)
脚本・演出:松崎史也
阿部顕嵐 仲田博喜 七木奏音 青野紗穂 法月康平 岡田亮輔 桑江咲菜 小嶋紗里
主催:「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL製作委員会
(ネルケプランニング/スクウェア・エニックス)
<STORY>
クリスタルの力によって守られたスタルを破壊しようとする六人のヴェリアスとの戦いに挑んでいく。