『僕だけが17歳の世界で』主演・佐野勇斗、高校時代は「一生の友達に出会えました。でも女の子との思い出はないです(笑)」
M!lkメンバーは「かけがえのない存在」
――今作は芽衣が絵馬に自分の願いを書いたことをきっかけに物語が進んでいます。佐野さんが今、絵馬に何か願い事を書くとしたら?
「『M!LKでドームツアーができますように』って書きます。卒業するメンバーもいて、いろいろなことがあったけど、いつかはこのグループ5人で、たくさんのお客さんたちを笑顔にしたいので。音楽番組への出演やドームツアー、紅白歌合戦など、上を目指していきたいなというのは思います」
――そのグループのメンバーも大切な存在?
「大事ですね。かけがえのない存在です。兄弟でも家族でもないし、正直友達でもないんですよ。メンバーはなんだか、ちょっと不思議な部類に入るんですよね。もちろんケンカもするし、こいつムカつくなと思うこともあるんですけど、やっぱり一心同体。自分の人生を分かち合うじゃないですけど、5人で一つの人生を歩むような感覚なので。大切な存在ですね」
――最後にこれからの物語の見どころをお願いします。
「今後は航太と家族との話なども出てきますし、なぜ航太は死んだのかという理由も含めて、怒とう展開になってくると思います。前半ももちろん見どころですけど、後半はさらにすごく答え合わせもできて面白い展開になっているので、本当に1話、1話を見逃さないで見ていただけたらうれしいです。人間ドラマでもありますし、胸キュンシーンもたくさんあります。ぜひ楽しみにしていてください」
取材・文=ふよう