<恋つづ>全話振り返り!“治療キス”から「天堂担だろ」まで佐藤健の“胸キュン演技”考察
8話 自信の恋人アクション
すっかり安定期に入った天堂と佐倉。ソファで手を軽く動かしてちょいちょいと佐倉を呼び、隣に座らせ、足で挟むようにして、首をもって額をくっつける。それから、縛った髪をほどき、髪をなでなで。さらに頬を両手で抱える。夢のような動きの連打である。
「何時間でも見ていられるんだろう」と頬杖ついてじっと見つめる視線も。
ボウリング時の投げるポーズも、「よし!」と拳を握る手付きもナイスストライク。
この回のコート:黒いコートは過去に出てきたものかと思いきや、バックハグの場面ではベージュのツイードコートでお着替え記録が更新された。
9話 クリームコロッケをまるかぶりの意外なワイルドさ
ついに佐倉の家族と会う天堂。佐倉と同じ部屋になり、布団もひとつで…。
ここでもあくまでクール。柱にもたれて和室でかたひざたてて座るポーズも、毛布をひょいっと掲げるポーズも決まっていて、庶民的な和室に見えない。
キスしようとして襖(ふすま)の向こうの気配に気づく俊敏さは、時代劇のようだった。
佐倉手作りのコロッケにかぶりつく姿は、すこし佐倉に心を許し、かっこつけなくなっているのかなと思わせる。
最終回直前回なので、倒れた佐倉に「好きだ おまえが 好きだ」「おれのそばを離れるな」と泣きながら、手を握る愛情ダダ漏れになる天堂先生。
この回のコート:グレーのコート。衣裳にお金をかけられるバブル時代でも、この役にはこのコートという記号的な衣裳が用意されていることがあったが、このドラマでは徹底して佐藤健コートファッションショーで楽しませてくれた。最終回も違うコートにお着替えされます。