「遺留捜査」最終回で、最後の“遺留品”が語りかけるメッセージとは!?
テレビ朝日系で、毎週水曜9時から放送中の上川隆也の主演ドラマ「遺留捜査」が6月22日(水)に最終回を迎える。個性あふれる刑事たちがおりなす異色の刑事ドラマの結末と、最終回の見どころをプロデューサーのコメントと共に紹介する。
同ドラマは、科学捜査係の刑事・糸村(上川)が、被害者が遺した品から被害者の最後の“声”を聞き、科学捜査のセオリーとは異なる方法で犯人を追い詰めていく新感覚の刑事ドラマ。6月15日放送の10話では、これまで一つの縦軸として描かれてきた日本音響研究所の所長・江藤(水野真紀)と警察組織との確執が明るみになった。さらに、江藤にまつわる事件と直接関係がありそうな斎田署長(長谷川初範)が謎の転落死を遂げるなど、謎が謎を呼ぶ展開となっていた。6月22日(水)放送の最終話では、転落死した斎田署長と捜査一課長の加賀見(大杉漣)が争っていたという目撃情報が飛び出してきたことから、加賀見に疑惑の目が向けられる。糸村(上川)は、現場に落ちていたさびた笛らしきものに着目し鑑識へ。一方、織田(貫地谷しほり)らは被害者の母・登代子(佐々木すみ江)に話を聞きに行くことに。そんな中、斎田の死は自殺と断定され、現場に落ちていた笛が斎田のものと判明するのだが…。
三輪祐見子プロデューサーは「(糸村を)上川さんが演じたことによって、台本よりも憎めないというか、愛されキャラになったかなと思います。実際こんな人がいたらイヤでしょうけど、テレビで見る分には良いというか、こういう人がいたら面白いじゃないかと思われるようになったかなと。最終回は、亡くなった人への優しさがにじみ出ているラストになっていると思います。捜査一課との関係性がうまくいかないところもあるけど、最後に手を差し伸べてるところが視聴者の方には受け入れてもらえているのではないでしょうか。あ、それと、甲本雅裕さんと波岡一喜さん、そして上川さんの3人のやり取りがコントユニットのようにアドリブ全開でやっていて面白いです。最終話ではきちんと“落としどころ”を用意しているのでそこも見ていただけたらうれしいですね」と見どころを明かした。
毎週水曜夜9.00-9.54 テレビ朝日系で放送
※最終回は6月22日(水)に放送