<絶対零度>最終回の1年後を描くアフターストーリーを放送 “ミハン”チーム再結成に視聴者から喜びの声
2位「テセウスの船」(TBS系)19218pt
3月22日に最終回が25分拡大で放送された。
事件の発端は、みきお(柴崎楓雅)が、文吾(鈴木亮平)の娘・鈴(白鳥玉季)がいじめから助けてくれたことで「正義の味方になる」と決めたが、鈴は父親のことが大好きだったため、ヒーローは1人でいいと、文吾を犯人にするための犯行を行ったのだった。
そのみきおの共犯者で、黒幕は正志(せいや)だった。12年前の村祭りで、誤って毒キノコをキノコ汁に入れてしまった母親を文吾が逮捕。そこから不幸にみまわれた正志は、文吾を逆恨みしていた。
黒幕の正体は原作とは違い、視聴者からは「まさか」という声が上がった。そして文吾を助けようとして心(竹内涼真)がナイフで刺され、死んでしまった。
ラストは現代で佐野家の一同が集まるシーン。心はいるが、過去にタイムスリップした“心”ではないという矛盾。ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)を示すタイトルの回収がされた。そんななか、心の兄である大人になった慎吾の役で、ハライチ・澤部佑が初登場したことも注目を集めた。
SNSでは黒幕の考察が白熱し、視聴熱でも高ポイントを記録。また、最終回の平均視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。
動画配信サービス・Paraviでは、犯人の日記で振り返る特別ダイジェストとなる「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の配信がスタート。さらに4月6日(月)からはディレクターズカット版が配信予定。