中村梅雀、“渡瀬恒彦イズム”に感銘「ダレたところがない、気遣いのチーム」<特捜9>
原沙知絵コメント
――作品を通して視聴者のみなさんに伝えたいメッセージは?
誰かが頑張っている姿や強い気持ちというのは、フィルターを通しても伝わるものだと思っています。私たちの仕事を通して誰かが頑張る姿がメッセージとして伝わり、見てくださった方に元気を届けられたらいいなと考えて、日々、撮影しています。
我々の頑張る姿を見て、お仕事や日常のパワーに変えていただけるといいなと思います。
中越典子コメント
――「season3」が始動して、今の心境は?
「警視庁捜査一課9係」から15年…。ということは、人間に換算すると赤ん坊が高校1年生に成長するぐらいの時間が経っているんですね。
そう考えると、長い歴史を感じますね。毎年、この作品を楽しみにしているので、今年もこうして視聴者のみなさんに見ていただけることがうれしいです。
中村梅雀コメント
――本シーズンから新加入されましたが、このメンバーに対して感じていることは?
最初は、15年間も続いてきたチームに入るのはどういう感じなんだろうと思っておりましたが、実に見事なチームワーク!
みんなで一斉に喋りながら台本を改良していく、その様を見ていて、「すごいチームだな」と感心しております。
ダレたところもなく、それぞれが切れ目なくしゃべりながらも集中しているというところに素晴らしさを感じています。
そんなメンバーを凍りつかせる役で登場したのが私です。回を重ねていくうちにだんだん謎が出てきますので、ご期待ください!
――現場の雰囲気はいかがでしょうか?
役柄的にあまりニコニコしていたらいけないかなと思って、最初はあまり会話のグループに加わらないようにしていたんです。
でもやっぱり一緒に仕事をしていく仲間だし、家族の話をしていても、皆さんのところのお子さんよりうちの子のほうが小さかったりして…そんな話で盛り上がっているうちに、結局、一緒に食事するようになっちゃいました(笑)。
空気感の違いを守ろうという最初の気持ちは、もうどこかに飛んでしまいました(笑)。
15年も続けてきたのにダレたところがない、気遣いのチームだと思います。イノッチがチーフだからいいんだろうな…!
誰が入ってきてもウェルカムで、ひとりぼっちにさせない!役作りのためにひとりになろうと思ってもなれないくらいなんですもの…(笑)。
きっと、渡瀬恒彦さんが遺してくださった“渡瀬イズム”が生きているんですね。