朝ドラ&大河、新型コロナ感染予防で収録休止「感染の疑いがある人は出ていません」
4月1日、連続テレビ小説「エール」と大河ドラマ「麒麟がくる」の収録を、新型コロナウイルスの感染予防のため一時休止することをNHKが発表した。なお現時点で両ドラマ番組の関係者に、感染の疑いのある人は出ていないとのこと。
収録休止発表コメント
2020年4月1日 NHK広報局
大河ドラマと連続テレビ小説の収録の一時休止について
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、出演者の方々や番組スタッフの安全に配慮するとともに、感染拡大の予防に努めていくため、NHKは、本日(1日)以降予定していた、大河ドラマ「麒麟がくる」と連続テレビ小説「エール」の収録を当面、見合わせることとしました。
ドラマ番組の収録に際しては、これまでも感染予防対策を徹底してきましたが、大河ドラマと連続テレビ小説は、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があると判断しました。
なお、現時点で両ドラマ番組の関係者に、感染の疑いのある人は出ていません。今回の措置は、あくまでもNHKの自主的な判断により、感染予防を最優先に収録の一時休止を決めたものです。
収録の見合わせは、当面、4月12日までとし、以降は状況を見ながら判断してまいります。直ちに放送が休止することにはなりませんが、今後の放送予定については、番組表や番組のホームページ等で適宜、お知らせいたします。そのほかのドラマ番組については、収録場所や内容など、個別の状況を総合的に勘案して、収録の継続を判断します。
NHKは3月24日に公表した『新型コロナウイルス危機をともに克服しよう~公共メディア・NHKの行動指針~』でお示ししたように、感染防止対策を徹底した上で、引き続き視聴者・国民の皆さまにとって真に役立つ放送・サービスをお届けしてまいります。