舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」スピンオフ企画スタート!「こんてにゅうや」でSPコンテンツを発表
上田誠コメント
「たけしの挑戦状 ビヨンド」を楽しみにしていてくださったお客さま、新型コロナウイルスがどうもすみません。挑戦は一旦やめにします。
そして、風向きがきたら必ずや同じキャスト、同じスタッフで再挑戦したいと願っています。そのために、「たけしの挑戦状」にならって、「こんてにゅうや」というコンテンツ集を設置することにしました。
そもそも「こんてにゅうや」の説明から入らねばですが。昔のゲームには「パスワード」というものがありまして、まだセーブデータがままならなかった時代、プレイヤーはゲームの途中で「パスワード」というひらがなの羅列を書記したものでした。
「こまよこもよたそ…」とかこんなのです。これをゲーム再開時に入力すると、また途中から始められます。そして、「たけしの挑戦状」においてタイトル画面のすぐ隣にある、この「こまよこもよたそ…」を入力するお店が「こんてにゅうや」なんです。
我々も稽古場でゲームをプレイし、そしてさんざんパスワードを取りました。ゲームオーバーになったときや、一日たってまたゲームを始めるとき。
西野さんをはじめ、多くの役者がこんてにゅうやで、この「こまよこもよたそ…」を入力しました。攻略が難しいハンググライダーの手前のパスワードなんて、西野さんが指で覚えたほどです。
そして、稽古が止まってしまった今、僕たちは稽古場のパスワードをとるべきだと考えました。稽古場のレポートや、途中まで作ったもの、思い出話、お見せしそびれていたお楽しみコンテンツなどを、随時公開していこうと思います。
不完全なコンテンツが多くはなってしまいますが、皆さまのお目に少しでも触れることが、げーむをさいかいすることへの導きになると、勝手ながら思っています。こんてにゅうやは皆さんです。
最終日には、おそれ多くも「まことの挑戦状」と題して、西野座長とキャストの皆さんに生配信で僕から挑戦状を出します。せりふは覚えているか。ゲームの腕はなまってないか。あのメロディがいまも耳に鳴っているか。
東京公演の千秋楽が終わるはずだった夜に、配信スタートです。どうぞ、よろしくお願いします。
劇場でお届けするはずだった公演グッズも、せっかくなので、いや本音をいうと勿体ないし、お力添えいただきたいので、販売します。見ていない公演の公演グッズを買うというのも一興だなと思ってくださる方は、ぜひ心のパスワードにどうぞ。
4月19日(日)夜9:00からYouTube「舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』公式チャンネル」で配信予定
構成:上田誠(ヨーロッパ企画)
出演:西野亮廣ほか
【URL】舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」公式チャンネル