石田亜佑美らハロプロダンス部、圧巻のステージを配信!「私たち1人を2回ずつ、7人だから14回は見てください!」
石田:今回のダンスは約半年間、準備をしてきたので、振り付けをずっと頭に残しておかなければならないのが、私的には結構苦しかったですね。寝る時にも必ず振り付けのことを思い出して、明日はこんなふうに試してみようとか、ぐるぐる考えちゃうぐらい、今回は追われていたんです。ですから今日を迎え、「やっと忘れられる!」って、正直スッキリすると思っていたんですね。でも、いざ終わってしまうと、この振り付けたちを忘れるのが寂しくってたまらないんです。
全員:そう、わかります。
石田:ここで終えちゃうのが寂しいくらい愛着がわいたことが嬉しいです。ここまで時間を費やしてきた甲斐がありました。
加賀:今回、梅棒さんに振り付けをしていただきましたが、自分たちで考えた部分もあったので、より一層達成感がありました。それだけに会場でお客さんに見てもらいたかったので、そこはちょっと悔しいところですね。
でもこうして収録が終わり、達成感を感じて楽しかったっていうのが一番の大きな収穫です。見てくださっていたスタッフの方々が一曲終わるごとに拍手をしてくださったことで気合が入り頑張ることができました。本当に感謝です。
7人のメンバーの距離が一年で縮まった!
――この番組が始まって約1年が経ちましたが、どのような変化がありましたか?
浜浦:ダンス学園が始まった頃は、ダンスをする時でも後輩が先輩に遠慮したりしていましたが、収録を重ねるごとに、そういうことがなくなっていきました。そう、「ハロー!プロジェクト」って、ステージに立つとみんなが同じになるんです。一人ひとりが輝いて、先輩も後輩もなく一つの作品を作るっていう意識がすごく高くって…私は「ハロー!プロジェクト」のそういうところが好きなんですが、ダンス学園を通してそれをより感じられました。
稲場:最初はみんな手探り状態でやっていた印象があります。それがだんだん、「あっ、これって本気でやらないと何もできないものになっちゃう」とか「今回はどんな新しいことがかかって来るんだ?かかってこいよ!」と、みんなが一丸となって取り組むようになりました。そうして絆が生まれたんですけど、今は、さらに一人ひとりが個性を出せるようになったと思います。
平井:私はこの1年間で人間性とキャラがすごい変わったと思います。1年前は自分のことを自分自身が何も分かってなかったなって。こんなに自分がふざけたい人間だって思ってなかったんです。
(全員爆笑)
平井:自分で言うのもなんですけど、表情がまるでなかったんですよ。
全員:そうだね。
平井:こんなに歯を見せて笑うこともなかなかなくて、表情なんて2パターンぐらいしかなかったんです。それが、みなさんに覚醒させていただいて、すごく幸せだなと思います。この1年でファミリーになったっていう感じがすごくして、ありがとうございます (笑)。
秋山:私はダンスを毎回やらせていただくことで、もっと自分ならこうしたいとか、もっと違うジャンルに取り組んでみたいという思いが出てきました。みなさんのパフォーマンスを吸収することで、ダンスに対する思いが強くなったと思います。
佐々木:いろんなジャンルのダンスに挑戦するみんながカッコよくて、自分も頑張ろうって思えました。そして頑張った後にみんなで食べるご飯が本当においしくて…部活後の打ち上げみたいな感覚なんです。そんなふうにして、仲良くなって絆が生まれたんじゃないかなと思います。
石田:実は、番組の初回収録をする前に、私はみんなより先にディレクターさんから呼ばれたんです。そして、「みんな、バラエティー的なことをやったことないと思うので、石田さんの言葉でみんなのことを引き出してあげてほしい」って言われました。任されたっていう思いが強かったんですね。でも今は、みんなにも託せるし、もう必死に回さなきゃっていう役割はゼロですね(笑)。
加賀:7人の距離感がメチャメチャ縮まったなって思います。物理的にも気持ち的にも距離が縮まることで、みんなが感じるものが一緒になった気がします。私が、このダンスはすっごい楽しいって思ったら、みんなも楽しいって思っているし、私が、このダンスはもっと頑張らなきゃヤバイなって思った時にはみんなもヤバイって思っている。そういう感じがチームワークなんだって思えますね。
全員:そうそう。