高橋陽一がWOWOWサッカーオリジナルキャラクターを描き下ろし! 「子どもたちに『俺がカラマールみたいになる!』と思ってもらえたら」
人気漫画「キャプテン翼」の作者であり、自身も大のサッカーファンである漫画家の高橋陽一が、WOWOWサッカーのオリジナルキャラクター“カラマール”を描き下ろした。
日本のサッカー界のみならず、世界中のサッカー少年に夢と希望を与え続ける不朽の名作「キャプテン翼」。ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロといったレジェンドや、現役選手でもアンドレス・イニエスタ、ネイマールなど、そうそうたるサッカー選手も夢中になったことを明かしている。
だが、中田英寿、 中村俊輔、 小野伸二、 香川真司ら、日本サッカー界が誇る輝かしいMFの系譜がある一方で、FWの歴史はやや見劣りしてしまうのも事実。それは皆の憧れの的だった「キャプテン翼」の主人公・大空翼のポジションがMFだったことと無縁ではないだろう。
「世界に認められるストライカーが生まれて欲しい」と願う高橋が、今回描き下ろした新キャラクター・カラマールに込めた思いを語った。
「子どもの頃からストライカーを目指すことが大事」
――まず、今回描き下ろした「カラマール」誕生の経緯を教えてください。
高橋陽一:サッカー番組のキャラクターということで、 いろいろ考えていた中で、 動物をキャラクター化しようと思いました。 その中で、”イカす+ストライカー”で「イカストライカー」が良いなと。
シャレなんですけど、そこからイカをコンセプトにしたストライカーのキャラクターを作ろうと思い、この「カラマール」(スペイン語で「イカ」の意味)くんを生み出しました。
イカの柔らかさと、泳ぐときの瞬発力が、ストライカーに良いんじゃないかなと思いました。墨を吐いて逃げるところも、シャドー的な動きとして、キャラクターの中で表現できたら面白いかなと思っています。
――なぜFW=ストライカーとして描かれたのでしょうか?
高橋:日本のサッカーは常に得点力不足と言われてしまいます。MFは良い選手が生まれてきていますが、ストライカーで世界に認められた選手はまだ少ないと思うので、そういう選手にぜひとも出てきてほしいという思いは長年の夢でもあります。
そう考えた時に、子どもの頃からストライカーを目指すことが大事だと思ったので、子どもたちに「俺がカラマールみたいになる」というようなイメージを持ってもらえたらうれしいですね。
――実在するストライカーの中で、イメージされた選手はいますか?
高橋:ネイマールは、やっぱり柔らかさと強さを両方持っている選手かなと思います。あのようなストライカーが日本にも生まれたらいいなと思いますね。
――これまで描かれてきたキャラクターの中で、イメージに近いキャラクターはいましたか?
高橋:ネイマール的な選手はたぶんいないですね。「速い」か「強い」のどちらかになってしまうので、今のところは出てきていないかもしれません。ライバルで言うと、シュナイダーとかがイメージに近いのかなと思います。あとサンターナとかが近いのかな。
5月29日(金)昼1:00ー3:00
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5月2日(土)夜8:00ー10:00
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