中村倫也、“倫兄(ともにぃ)”と慕う小芝風花に「最近は娘みたいな感覚(笑)」<「美食探偵 明智五郎」連載>
奥さんになる人は大変だと思います(笑)
中村「明智の場合、トップの髪をバサッとさせるので、トリートメントは後ろとサイドにしかつけないとか。もしこの先、僕が結婚したとしたら、奥さんになる人は大変だと思います(笑)」
小芝「まだ前のシャンプーが残っているのに『また変えたの?』みたいな?」
中村「そうそう(笑)。あと、このドラマでは食べるシーンも多いから、そこにも気を使うよね?」
小芝「昨日の撮影では6400円もするうな重が出ました! でも、予備がないから、失敗しないようにと思って緊張しました(笑)。明智さんは食べられないシーンだったから、残念でしたよね」
中村「僕は撮影の後にいただきました。温め直したおいしいやつを(笑)」
小芝「ずるいですよ(笑)」
中村「でも、食べるシーンはだいたい1回撮って終わりなので、そこまで食べている感じはないかな」
小芝「明智さんは優雅に食事をされるので、私や桃子(富田望生)のようにガツガツ食べられないですもんね」
中村「明智の場合、口に入れたものを飲み込むまでセリフを言えないので。この間、ささみ料理が出てきたときは、自分が大きく切りすぎたのもあるんだけど、咀嚼するのに時間がかかって大変だった」
小芝「本番中にも『飲み込めない』と言ってましたね」
中村「本当はセリフを気にせずに食べながらしゃべっている芝居の方が好きなんだけど、明智はそういうわけにはいかないからね」
小芝「確かに。そういう意味では、苺ちゃんは気にせずに食べられるのでよかったです(笑)」
中村「ちなみに、第2話ではおいしそうな海鮮の“のっけ丼”が出てきます。あと、第1話ではなぞ解き的な要素はなかったんですけど、2話以降は明智の探偵としての推理にも言及していくので、そこも見どころだと思います。あとはゲストの志田未来ちゃんにもご注目を!」
小芝「ぜひ、ご堪能あれ!」
中村「ものすごく簡単な一言で締めたね(笑)。でも、まさに“ご堪能あれ!”だね」
4月19日(日)放送の第2話のあらすじは…
第2話は、帝都ホテルで若いカップルが殺害された事件を捜査することになった明智(中村)。被害者の胃からは、朝食にないはずのリンゴが検出され、ルームサービスに毒が混入された可能性が高いとみて、調査を進めることに。警部・上遠野(北村有起哉)は、被害者の男に二股をかけられていたリンゴ農家の娘・茜(志田未来)に疑いの目を向けていた。その後、明智は事件の影にマリア(小池栄子)の存在を感じ、茜の実家がある青森のリンゴ農園へと向かう。
取材・文=馬場英美