山田孝之、超低予算で冒険活劇に挑戦!「とにかく、お金がなくて大変だった(笑)」
テレビ東京系で7月8日(金)スタートのドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」の完成披露記者会見が7月5日、都内で行われ、出演者の山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、岡本あずさ、佐藤二朗、宅麻伸、脚本・演出の福田雄一氏が登場した。
同作は、某冒険RPGをモチーフにした冒険スペクタクルドラマ。はるか昔、カボイの村では、謎の疫病がまん延し、村人たちは苦しんでいた。疫病を治すことができるという薬草を求め、半年前に旅立った勇者テルヒコは戻る気配がなく、息子のヨシヒコ(山田)が新たな勇者に選ばれる。薬草を探し、父を救い出すため、ヨシヒコは妹のヒサ(岡本)を村に残して旅立つことを決意。話し好きの戦士・ダンジョー(宅麻)、ヨシヒコを父のかたきだと思い命を狙ってくる勘違い娘・ムラサキ(木南)、しょぼい魔法しか使えない魔法使い・メレブ(ムロ)の3人の仲間と共に、奇想天外な冒険活劇を繰り広げる。
深夜枠での直球スペクタクルドラマあって、低予算での制作に挑んだという同作について、山田は「全体的に金がないもんで、いろんな大変さはありました(笑)。始まる前は、題材が題材なだけに『やろう』と言って、やれる状態ではなかったんですよね。大人と一緒に話し合いに行って、熱意を伝えました」と明かし、衣装については「某RPGゲームで、僕が1番大好きなシリーズの主人公の衣装を着られたので、すごくうれしかったです。けど、その主人公って唯一布だけの衣装なんですよね。ほかの主人公たちはよろいを着たりしているんで。よくよく考えると、1番お金が掛からなかったんだなって思いました(笑)」と会場を沸かせた。
また、佐藤は「前クールに出ていた他局の時代劇では、お坊さんの役だったんですけど、特殊メークだったんで1時間15分くらい掛かってたんです。さらに、外すのに30~40分掛かるんですね。今回、仏の役でボツボツの付いたカツラをかぶるんですけど、7秒くらいで付けられましたね(笑)。髪の毛とかはみ出してても、メークさんに『いいよ出てるくらいが』って言われたりしてました。テレビ東京のこの枠のダイナミズムを改めて感じました」と語り、最後まで笑いの絶えない会見となった。
7月8日(金)スタート
毎週金曜夜0.12-0.53 テレビ東京系にて放送
※テレビ大阪は翌週月曜同時間帯放送