中村倫也、『凪のお暇』でも共演の武田真治は「ドキッとする色気のあるカッコいいシェフ」<「美食探偵 明智五郎」連載>
主人公・明智五郎が“食”にまつわる殺人事件を、“食”を通じて暴いていく「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系)。このドラマの注目ポイントは、殺人鬼となったマグダラのマリア(小池栄子)にそそのかされ、彼女の手下となっていくゲスト出演陣も実力派ぞろいという点。主演を務める中村倫也に、明智にとっては手ごわい敵となっていく“マリア・ファミリー”について語ってもらった。
仕事をしたことのある方ばかりなので、気が楽です(笑)
第1話と2話では、大学進学で都会に出た恋人の浮気に悩み、インターネットでマリアに相談した結果、恋人と浮気相手を死に至らせてしまうリンゴ農家の純朴な娘の話が描かれた。
「最近はわりとシリアスなシーンが増えてきましたが、第2話ぐらいまではわちゃわちゃしてましたよね。特に第2話はふざけていた記憶があります(笑)」
そのリンゴ農家の田舎娘・古川茜(ハンドルネーム:林檎)を演じたのは、中村とはドラマ版「伊藤くん A to E」(2017年TBS系)で共演経験のある志田未来。
「志田さんは田舎育ちのリンゴ農家の娘の役で。彼女もそうですが、今回ゲスト出演してくださっている方たちは、僕がこれまでに仕事をしたことのある方ばかりなので、そういう意味では気が楽です(笑)。ゲストの方々は撮影の途中からの参加になるので、どういう空気のカンパニーなのか、この芝居で正しいのかどうか、不安になるところもあると思うんですよね。なので、『初めまして』じゃない部分での温度感が大切なのかなと。それは僕としても安心できますし、どの方も信頼がおけて『どうぞ好きにやってください』と思える人ばかりなので、それはありがたいですね」