『全裸監督』で注目の森田望智、鈴木光司新作ホラーで初主演「いい意味で背筋がゾッとしました」
菜央が働く産婦人科に緊急搬送されてくる身元不明の妊婦・英子役に、小倉優香。ドラマ「刑事ゆがみ(2017年、フジテレビ系)や、映画「ぐらんぶる」(2019年)に出演し、グラビアアイドルとしても活躍する小倉が、どこか不穏な空気を漂わせた謎の女性を演じる。
このほか、菜央の彼氏・汐月勇馬役に劇団番町ボーイズの松本大志、新生病院院長・河本潤一郎役にベテラン俳優の羽場裕一。潤一郎の妻で麻酔科医・和代を山下容莉枝、潤一郎の娘で看護師の美恵を芦名星、美恵の夫で医師の秀明を市川九團次が演じる。
「リング」で一大ホラーブームを巻き起こした鈴木光司氏ならではのジャパニーズホラー。近年では、鈴木氏が「リング」以来久々に手掛けた長編小説「エッジ」がアメリカの文学賞・シャーリイ・ジクスン賞を受賞するなど再び注目を集めている。ジャパニーズホラーの世界観にどっぷり浸れるドラマ「あの子が生まれる…」(全10話)は7月18日0時から毎週土曜にFODで配信される。
主演・森田望智コメント全文
この度、主演の菜央役を演じさせていただきました。初めてのドラマ主演ということで、驚きと不安と同時に、これから始まるんだという期待で胸がドキドキしました。
そして、私が小さい頃トラウマになるほど恐怖を覚えた作品たち。その作品を生み出している鈴木光司さんが脚本だと知り、いい意味で背筋がゾッとしました。このドラマはずばりビジュアル系リアルホラー。照明がカッコよかったり、どこかファンタジー要素もありながら、とても自然でリアルな作品です。
撮影では力強い共演者の皆さんが、どこかがおかしい個性的なキャラクターを演じてくださっていて、私は見ているだけで刺激的な毎日でした。その皆さんの流れに身を委ねているような、ふわっとした日々は心地よく、けれど起こる出来事は毎度戦慄(せんりつ)なので、とても不思議な撮影体験でした。
菜央の視点を通して、目まぐるしく起こっていくその出来事たちを一緒に体験して、一緒に怖がっていただけたらうれしいです。
7月18日(土)0時スタート(毎週土曜0時最新話更新)
FODで配信