役割を理解し“あざとかわいく”
田中、弘中らの活躍もあり、“あざとかわいい”は裾野を広げている。
その答えの一つが「あざとくて何が悪いの?」の演出を務めたテレビ朝日・芦田太郎氏のTwitterにある。芦田氏は“あざとい”に注目した理由を「狭いからこそ、そこに熱狂がある」と語っている。
自分磨きを怠らずSNSで美容について啓もう活動を行ったり、ときにはちょっと毒っ気を覗かせてみたり。田中と弘中は、“あざとい”という一見“狭い”枠組みの中で求められる役割を理解し、その世界を深めて熱狂を生み出し続けている。おそるべきセルフプロデューサーであり、インフルエンサーなのだ。これからも深化していくであろう“あざとかわいい”から目が離せない。(文・福田歩)