坂本龍一、コラボ企画「incomplete」を配信「このふつうではない時間において、自分が感じている感覚を、みなさんとシェアしたかった」
坂本龍一が、新型コロナウイルス感染拡大予防のため外出自粛生活が長引くなか、“耳さびしくなるこんな時に何か新しい試みを!”と10名の友人の音楽家とコラボレーション企画「incomplete」を立ち上げ、自身の公式YouTubeチャンネルで一作品ずつ、プレミア公開にて5月8日から順次配信されている。
第一弾は、これまで坂本と何度も共作・共演を重ね、2018年に坂本とのライヴ・アルバム『Glass』も発表しているAlva Note(カールステン・ニコライ)との「flux 1」をコラボレーションした。
第二弾は、尺八奏者の工藤煉山とのコラボレーション曲「Jiko(時光)」を5月12日の夜1時に発表した。
今後、どんなアーティストとのコラボレーション曲を、いつ発表していくのかは、坂本のSNSで告知されていく。
また同チャンネルでは同時に、2017年に発表した坂本の8年ぶりのオリジナルアルバム『async』のミュージックビデオのBTS(Behind The Scenes、舞台裏)も、順次公開されている。
坂本龍一からのコメント
このふつうではない時間において、自分が感じている感覚を、何人かの友人の音楽家とともに、ぜひともドキュメントしておきたかった。そしてそれをみなさんとシェアしたかった。