<試写室>「女ともだち」男子禁制!?女子会での本音恋愛トークにのめり込む
レビュー
「なんでつらい思いしてまで、付き合ってるの?」という恋愛をしている人、きっと皆さんの周りにもいるだろう。本作でも、美人でキャリアウーマンなセツと、かわいらしい主婦のちさとには、もっと幸せにしてくれる男性がいるよ〜!と、おせっかいな“女ともだち”目線でドラマに没入してしまう。まるで女子会に参加して、二人の恋愛トークを聞いている感覚だ。
一般的に女子会では、男性に聞かせられない会話が繰り広げられている(!?)。劇中でも、男性のことをチクリと言うので、アミーゴスの店員・亮(須賀健太)は、年上のお姉様たちの話を、どう受け止めているのか気になる。亮は正論をズバッと言うこともあるし、恋愛話を聞き過ぎて上質な恋愛をしそうだ。
また、セツとちさと以外にも、色々な恋愛事情を抱えた女性が出てくるので、共感できるセリフや価値観もあるだろう。第8話では、妊活したいと考える章子が登場する。章子の夫・光一がこれまたひどくて引いてしまう…。章子に同情していたが、最後は「痛快TV スカッとジャパン」くらい、スカッとする展開が見られる。
「生活を乱すのは男。一番悪いのは男」と言い切る章子の言葉で、セツとちさとにも心境の変化が見られる。いよいよ後半戦、二人の幸福(しあわせ)は、男によって決まるのだろうか。それとも…。
文=まる