大黒摩季、新曲「OK」をデビュー28周年の日に配信スタート&曲に込めた思いを明かす
5月27日はデビュー日!
今日5月27日は、ZARD・坂井泉水さんの御命日。そして大黒摩季のデビュー日。彼女が無念にも亡くなった2007年のこの日から、私はデビュー記念日を、毎年静かに社会のお役に立つこと地球に良いことをするか、もしくは空に向かってひとり泉水ちゃんとあのころの思い出話をすることにしていました。
でも「OK」の完成品を聞いたスタッフから、50歳で迎えるデビュー記念日にリリースしてはどうだろう、坂井さんもきっと昔のように「摩季ちゃんの思いがまっすぐ届くいい曲だね!」なんて喜んでくれると思うし、これも2人の縁なんじゃないかな、という言葉もあり…。
最初、頑固にそれは出来ない!とキッパリ返しましたが、5/27を意識すると逆にMixの際に何度も何度もこの曲を聞くうち、泉水ちゃんが生きていたらきっと周りの心配をすり抜けて私のスタジオにひょっこり現れ、無邪気な小悪魔目線でこのエモーショナルなゴスペルを絶対一緒にやりたがっただろうな…、そんな瑞々しい気持ちが溢れてきたり…。
彼女の「負けないで」をはじめ、Pureで柔らかな女性らしい応援歌は、地を這い泥まみれで生きてきた私には書けないけれどでも「泉水ちゃん! だからこそ最近、包容力みたいな全部受け止める強さが私には生まれたみたいだよ、そんな言葉が曲が書けたよ! 聴いてみて♪」と、大好きな「Good-bye My Loneliness」のジャケットに話し掛けてみたり…。
何とも「不思議ね…」な感覚で、最後には「大丈夫よ摩季ちゃん、私がみんなに言っておくから!」なんて時折お姉ちゃんぶる明るい声が聞こえた気がしたのです。
そうして、デビュー28年目にして初めてJust5/27当日に、この「OK」をリリースすることにしました。