映画「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄ゼクロム」の初日舞台あいさつが都内で行われ、声優を務めた松本梨香、高橋英樹、大地真央、石原さとみ、つるの剛士、山寺宏一、水樹奈々、中川翔子と、湯山邦彦監督が登壇した。
同作は、テレビ東京系で放送中のアニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」の劇場版。「―白き英雄レシラム」も同日に公開されており、それぞれ伝説のポケモン、ゼクロムとレシラムを中心に同じストーリーが展開するが、登場するポケモンの種類やシーンなどが異なるつくりになっている。
4人の子供の父親であるつるのは「これから一緒に映画を見に行くんですけど、2作品公開ということで、お値段のほうも倍かかりますね。パパ、頑張ります」と苦笑い。
幻のポケモン、ビクティニの声を務めた水樹は「以前、ポケモンの劇場版に人間の役で出演したことはあるんですけど、今回はポケモンとして、しかもタイトルになっている主役のポケモンの役! 『ティニ』という鳴き声だけで感情表現をしないといけない難しさをあらためて感じました」と苦労を明かした。またビクティニの好物がマカロンということから「ビクティニをやってから、現場でいただく差し入れが、すべてマカロンになりました(笑)。食べ過ぎに注意したい」と笑った。
アニメ声優初挑戦となった大地は、物語のカギを握るビクティニの物語を知る女性ジャンタの声を務めた。アフレコ収録を振り返り、「監督からは『肝っ玉かあさん風で』とリクエストがあったんですけど、とっても楽しくお仕事させていただくことができました。(劇中に)『大地、大地』というせりふがよく出てきて、光栄に思う」と、偶然の出来事に喜んだ。
5作連続で“ポケモン”ムービー出演の中川は「14年前の夏、友達がいなかったけれど、夏休みにポケモン映画を見て、子供ながらに感動したことを思い出します! うれしさと興奮と感動で涙する。ポケモンから、今までどれだけ勇気と優しさと感動と大人になるための経験値をいただいたことでしょう! ピカチュウ様ありがとうございます!」とポケモンへのあふれんばかりの愛を叫んだ。さらにポケモンゲームの総プレイ時間は1000時間を超えているそうで、「命の次に、ポケモンのゲームソフトが大事!」と声高らかに宣言した。
「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと白き英雄レシラム」
公開中