フリーアナウンサーの活躍の幅が広がる昨今。元TBSアナウンサー・田中みな実は、写真集「Sincerely yours...」(宝島社)が累計発行部数60万部を超える大ヒットを記録。女性を中心にファンが増加し、“美のカリスマ”として地位を確立している。このように、局退社後に意外な才能を開花させるアナウンサーは少なくない。昨年フリーに転身した女性アナウンサーに注目し、その後の活躍を探る。
文才発揮 宇垣美里
TBS時代から、大胆な発言で話題を集めていた宇垣美里アナは、2019年4月にフリーに転身。
今年2月に出席したイベントでは「日本のアナウンサーは、どちらかというと凡庸な、強すぎない派手すぎないであったり、セクシーすぎないであったり、主張しすぎないことを求められている」と業界について分析。
また、局アナ時代を振り返り「実際ニュースを伝えるにあたって、アナウンサーはノイズにならないのが一番大事なのかなと思って働いていました」とも語っていた。
2019年12月のイベントでは、フリー転向後の一年を振り返り「いろいろなことを経験したので、おもちゃ箱のような1年だった」と手ごたえについてコメント。
今後の活動について「引き続き新しいことに挑戦して、見たことがない景色を見たいなと思います。その中で自分が一番好きなものはなんだろうって一つずつ精査していけたら」と力を込めていた。
これらの言葉の通り現在の宇垣は、より伝えたいことをストレートに伝えられる、ラジオやエッセイ・コラム執筆などの分野で才能を発揮している。
局アナ時代から多くのラジオに出演していた宇垣だが、現在では「アフター6ジャンクション」(TBSラジオ)、「日本リアライズ presents 篠田麻里子のGOOD LIFE LAB!」(TBSラジオ)の2番組にレギュラー出演。