吉岡里帆が“病と闘う若者”に密着したドキュメンタリーでナレーションを担当「同じ悩みを持つ方々に届いてほしい」
6月7日(日)の「テレメンタリー2020」(毎週日曜朝4:30-5:00、テレビ朝日系)で、吉岡里帆がナレーションを務めることが分かった。
同番組は、テレビ朝日系列24局が週替わりで制作を担当し、独自の視点で現代社会を切り取ってきたドキュメンタリー。
今回は、うまく言葉が出てこない“どもり”ともいわれる“吃音症”と、自らの意思とは関係なく突然、体が勝手に動き、思ってもいないことを叫ぶ“トゥレット症”という障がいを抱える2人の若者に密着。
大学を卒業し社会へ出ようとする彼らが、“理解してもらうために”誤解や偏見、差別と戦いながら社会の壁を乗り越えようとする姿を追う。
ナレーションを担当した吉岡は、「強くひたむきに病と闘いながら就職活動をされている姿が印象的でした」と語り、「尊敬の念を抱く一方で、当人にしか分からない苦しみがあると思いますし、簡単に理解や共感という言葉は使えません。
自分ではどうしようもできないジレンマを抱える彼らの『障がいは“悪”ではなく“個性”』という言葉の通り、当たり前に受け入れる姿勢でい続けようと改めて思いました」と、彼らに寄り添った。
そして、「同じ病を抱える方たちの力になりたいというご本人の言葉が、多くの同じ悩みを持つ方々に届いてほしいと思います。今回ナレーションを担当させていただいて、私含め社会全体で知ることが大事だと感じました」と呼び掛けた。
毎週日曜朝4:30-5:00
テレビ朝日系にて放送