ジャーナリストであり“ポンコツ珠ちゃん”でもある
最後に、赤江アナの“ジャーナリスト”としての顔と“ポンコツ珠ちゃん”としての顔、両面が出ていた、彼女の人柄がよくわかるコメントを紹介して、本記事を終えたい。
それは4月29日、前述のメッセージから約2週間後、新型コロナ感染で療養中の赤江アナから、同じく「たまむすび」に寄せられた文章だ。
「この病の特異な点は、孤立・隔離を強いられる点です」「(自宅療養中)解熱剤で症状を緩和しつつも、子どもがいると昼間に眠ることは不可能なので、それは正直きつい状況でした」
「発症11日目から入院となりました。当初は軽症で肺炎症状もなかった私ですが、正直、自分が悪化しているのかどうかを判断するのは本当に難しかったです。恐らく、自宅療養されている方、軽症の方も、医療崩壊を避けるために、まだ入院は、と躊躇される方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。ただ10日目を境に悪化するケースも頻発しているそうです」
と、自身の症状やコロナにまつわる社会的な状況を、丁寧に説明。
代読した外山アナと曜日パートナーである博多大吉は、赤江アナの体調を気づかい、また当事者だからこそ分かる体験談について、真剣に意見を交わしていていたが“追加情報”として赤江アナから寄せられたコメントには…。
「採血が、腕ではなく太ももの付け根だったことがあって、油断していたから一軍下着じゃなかった。みなさんも気をつけて」という赤裸々な一文が。
この追加情報でラジオブースの雰囲気は一変。外山アナと大吉を「パンツはどうでもいい(笑)」と明るくなごませ、リスナーからは「最後にパンツ…さすが赤江さん!笑」などのコメントがSNSに寄せられていた。
硬軟両面で率直な人柄を発揮する赤江アナは、今後も多くのリスナーから愛され続けるに違いない。
(※4月29日分の全文は、TBSラジオ公式サイト内『「たまむすび」リスナーの皆様へ ~赤江珠緒さんから病状などの報告(4/29現在)』を参照。残念ながら“追加情報”のくだりは掲載されていない)