――WEBサイト「ザテレビジョン」のインタビュー企画は初登場ということで、まずは自己紹介からお願いします!
元号が「平成」から「令和」に変わった2019年5月1日に「離さない 離さない」という楽曲でデビューさせていただきました。2019年の3月までは大学生。令和になったタイミングで歌手になり、社会人1年生になりました。
地元は千葉県の白井市。デビューイベントが成田山新勝寺だったんです。幼少期から毎年必ず初詣に行っていたので、そんな思い出の場所からスタートできてうれしかったです。
23年間、ずっと白井市に住んでいましたけど、今年の初めからついに一人暮らし! でも、白井市が好きという気持ちは変わりません。
――デビュー1年目は、どんな年でしたか?
ゼロからスタートして、日に日に応援してくださる方が増えていって。ありがたいことに「第61回日本レコード大賞 新人賞」と「第34回日本ゴールドディスク大賞 ベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト」を受賞しました。
ファンの皆さんに良い報告ができてうれしかったですし、少しは恩返しができたのかなと。これ以上ない最高の1年だったと思っています。
――激動の1年だったわけですね。
よくやって来たなというか、まだ1年しかたっていないんですけど、デビューイベントが懐かしく感じます。すごく前の出来事みたいな気もするし、どこか昨日のような雰囲気もあって。とても不思議な感覚ですね。
とにかく、ありがたいことにたくさんのテレビやラジオに出演させていただいて、イベントでファンの方たちと触れ合うこともできました。
いろんなことがあり過ぎてゆっくり振り返る余裕がないというのが本音ですけど、皆さんのおかげで楽しく過ごすことができたなと思います。
――子どもの頃から音楽が身近にある環境だったんですよね?
父親が演歌歌手ということもあって、車に乗れば演歌が流れていて、テレビはいつも歌謡番組。好きとか嫌いではなく、自然に演歌と歌謡曲が近くにありました。
友達は全く聴かないジャンルでしたけどね(笑)。
――歌を歌う機会もあったんですか?
小学校で一人一人何かを発表するような会があって、いつも歌うことを選んでいました。小学生の1、2年生の頃に「大きな古時計」が流行っていて、父親にうまく歌う方法を教えてもらったんです。
発表会の当日「大きな古時計」を歌ったら生徒よりも先生方に受けて(笑)。自然とコブシが入っていたんです。小さい頃からそういう歌い方が染み付いていたのかもしれません。
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