Twitterマーケティングでカラコンが大ヒット
カラーコンタクトレンズのブランド「TOPARDS(トパーズ)」の立ち上げにも大成功。試作段階から開発状況をTwitterに投稿したり、テレビ番組に出演する際に着用し、放送後にそのことをTwitterで発信したりして嫌味なく自然に宣伝。297万人のフォロワー数を誇るだけに、絶大な宣伝効果を生み出している。
カラコンの売上が好調であることは、テレビ番組などでも明かしていたが、試作段階から努力の様子をファンに明らかにすることにより、見ている人からもポジティブに捉えられている。
際立つ“誠実さ”と“思いやり”
ファンとの交流や、プロデュースするアイドルや製品の宣伝など、多岐にわたりTwitterというツールを使いこなす指原。そのスキルの高さもさることながら、見ている人を惹きつける一番の要因は、ファンやメンバーなど、関わる人への“誠実さ”と“思いやり”がツイートから見て取れる点ではないだろうか。
新型コロナウイルスの影響で、=LOVE、≠MEの握手会が「オンラインお話会」という形式に変更になったことをTwitterで報告した際の7月1日の指原のツイート。
まず、「私達はCDを販売する立場ではないので、私達が何か強くて言えることもできず…。それでもこの状況で対策を考えてくださったレコード会社の皆さんに本当に感謝しています」と業界関係者に感謝。
そして、「私自身、アイドルファンとして、当日まで楽しみで眠れない日々を過ごしていた立場なので本当に悲しいです。虚しさや怒り、悔しさ、本当にいろんな感情が湧いてきますが、この感情をどこにぶつけたらいいのかさえわかりません」と自らもアイドルファンだった経験を元に、ファンの気持ちに理解を示すコメント。
さらに「皆さんの気持ちは痛いほどわかります、そして伝わっているんですが、矛先はメンバーに向かないようによろしくお願いします。メンバーも皆さんに直接会えないこと、ショックを受けていると思います」とメンバーの心境にも配慮した。
最後に「この状況でこれからも応援してくださいとは堂々とは言えませんが、皆さんを楽しく明るくできるエンタメをたくさん提供すべく、スタッフ一同緊張を緩めず気を抜かず、取り組みたいと思います」と締めくくり、ファン、アイドル、プロデューサー全ての経験がある指原だからこその、思いやりに溢れたツイートとなっていた。
この誠実な姿勢があるからこそ指原は、アイドル時代から今に至るまでファンやメンバー、関係者からの信頼を得続けてきた。今後もさまざまな分野で活躍する指原から目が離せない。