――そんな「たこ虹の家にいるTV」の中で曲を発表されてましたね。作詞・作曲は彩木さんが。
彩木:はい、私です! 自粛期間中、みんなで過ごす時間もより多くなったので、そういう気持ちを歌にできたらいいなと思って、「一緒に帰ろう」という曲を作りました。
堀:配信の中で咲良がギターを弾いてこの曲をみんなで発表したんですけど、虹家族さん(ファンの総称)から「感動して涙が出た!」とか、ものすごい反響があって、心に響くものがあったんやなってすっごくうれしかったです。
根岸:日常生活の中で感じていたことが歌詞に書かれてたりするので、歌詞をじっくり読みながら聴くと暖かい気持ちになれるんです。
春名:ファンの皆さんに会う機会が無くてさみしかったんですけど、この曲があったことで心が通じ合えて、近づけた気持ちになりました。
ニューシングルは「中毒性のある曲」
――そして、ニューシングル「恋のダンジョンUME」も7月8日にリリースされます。
清井:はい! 一度リリースが延期になったんですけど、やっとリリースできるのがうれしいです!
――タイトルも曲もすごくインパクトがありますね。
清井:最初、歌詞を見ずに仮歌を聴いた時は「聴きやすい曲だな」って印象で、スーッと入ってくる感じでした。
堀:うん。70年代とか80年代っぽいディスコサウンドだったので「キャッチーやな」って。でも、歌詞を読んでみたら恋愛ソングだけど普通の恋愛ソングとは違っていて、読めば読むほど深読みしてしまう感じでした(笑)。
彩木:最初は歌詞をあまり深読みせずに、CMJKさんが豪華にアレンジしてくださったサウンドを聴いて「あぁ、この音いいなぁ」とか音を楽しむ感じでした。でも、歌詞をちゃんと聴いてみると、私も「ん!?」って(笑)。
春名:メンバーと話した時も「これ、どういう歌詞なんやろ?」って、それぞれの印象や感想が違っていて、それも面白いなって。
根岸:私はタイトルに“ダンジョン”っていう言葉がついていたこともあって、最初に仮歌を聴いた時からダンジョンゲームが始まったようなワクワクした気持ちになりました。歌詞に出てくるUFO(未確認飛行物体)とかUMA(未確認生物)とかが“敵”やと思って、ミステリアスな内容だなって解釈してたんです。メンバーと話してみて、恋愛の曲だと気付きました(笑)。
堀:覚えやすいメロディーで、一回聴くと頭から離れなくなるぐらい中毒性のある曲やと思います。
春名:聴けば聴くほど味が出てくるスルメ曲です! ノリノリでわちゃわちゃした感じもあって大阪っぽいなって思いましたし、ライブ会場で歌ってる様子も頭に浮かびました。いろんな音が入ってて楽しいサウンドになっているので、そこにメンバーの表情豊かな歌声が入ったらもっと楽しくなって、もっと皆さんに楽しんでもらえるんじゃないかなって思ったので、レコーディングでは声に表情が出るように意識しました。