8月3日、川崎市は9月3日(土)に会館する「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」と小田急線およびJR南武線登戸駅を結ぶ特別仕様シャトルバスのお披露目式を行った。
運行されるシャトルバスは、中型と小型がそれぞれ2台ずつ、計4台で、車両ごとに藤子・F・不二雄氏の作品「ドラえもん」、「オバケのQ太郎」、「キテレツ大百科」、「パーマン」のキャラクターたちが外装のみならず、座席シートや釣り手カバーなどの内装にもデザインされている。
主催者となる川崎市長の阿部孝夫氏は、「9月3日土曜日にいよいよ藤子・F・不二雄ミュージアムが会館ということになります。7月30日から全国販売チケットが開始されて、チケットの売れ行きもよく、大変な評判になっているようであります。多くの皆様の期待が高まっていることをうれしく思っています。藤子作品は大人から子供まで幅広い方々に支持され愛されておりますので、ミュージアムも多くの方に愛され、世界に誇れる文化施設になるだとうと思っています」とあいさつした。藤子プロの社長であり、ミュージアムの館長も務めることになる伊藤善章氏は「4台のバスもわれわれもスタッフ一同、知恵をしぼって素敵なバスを作ろうということで、きょう見まして、大変うれしく思っております。ぜひこのバスに乗って、いっぱいミュージアムに来てもらいたいと思っています。ミュージアムには5万点の原画の中から150点ぐらいを展示して、ミュージアムでしか見ることができないアニメ上映も用意してあります。見どころ満載のミュージアムとなっておりますので、ぜひ来ていただきたいと思っております」とPRした。
また、式典にはスペシャルゲストとして、ドラえもんが会場に登場。川崎市立西大島保育園の園児らと共にシャトルバス運転手たちへの花束を贈呈や、写真撮影を行い、大いに会場を盛り上げた。
9月3日(土)10:00より会館 ※入館は日時指定による予約制