大河ドラマ「平清盛」の新キャストに岡田将生、森田剛、加藤浩次ら抜てき!!
NHK総合で'12年1月からスタートする大河ドラマ「平清盛」に新たに出演が決定したキャスト発表会見が8月8日、同局で行われた。登壇者は主演・平清盛を演じる松山ケンイチをはじめ、岡田将生、杏、V6・森田剛、加藤浩次、豊原功補、中村敦夫の7名。大河初出演は、岡田、加藤となっている。
大河史上、最年少で源頼朝を演じ、語りも最年少で担当することとなった岡田は「初めて聞いたときは『俺でいいのか、こんな若輩者ができるのか』と思いましたが、一方では、ワクワクしています。語りは、台本を読んでそこから思ったことを素直に出せたらいいなと思います」と意気込んだ。
頼朝の妻で、打倒平家へと導いた北条政子(ほうじょうまさこ)は杏が演じる。「悪女と評判で、真っすぐに突き進む意志の強い女性の印象。政子にとっての現代劇だと思うので、“今”を大事にしながら演じたいと思います」と語る。ほか、清盛の政治的支柱となり、平家一門の躍進に貢献した平時忠(たいらのときさだ)を演じる森田は「松山さんは不思議な空気を持っていながら熱い印象の人。松山さんが演じる清盛には“うざく”思ってもらえるように最後までしぶとく生きる姿を演じたいです」とニコリ。
また、「平清盛」の中で唯一のオリジナルキャラクターだという西海の海賊王・兎丸(うさぎまる)を演じる加藤浩次は「大河ドラマは別世界だと思っていたので、芸能人としてワンランク上にあがった感じがします。海賊王ということで子供に話したら『すごいじゃん! 腕伸びるの? 』と聞かれました(笑)。自分の力の限りを出してやっていこうと思います。松山くんは、情報番組とかでよく会うんですが、会うたびキャラクターが違って、役に入り込む方なんだなーという印象です。僕の目を真っすぐに見て話すので、心の汚れを見透かされてるような気持ちになりますね」と印象を語った。
最後に、主演・松山は「今回のキャスト発表は、いわば各界のリーダーたち。それぞれが強い意志を持ったパワーのある人たちです。リーダーたちに求めることって、当たり前のことですが思いやりだと思う。一族のためを思ってこその強さがある。間もなくクランクインですので、今からドキドキですね」と力強く語る。
クランクインは8月18日(木)。撮影は、京都、岩手、広島でのロケが決まっているという。この日登壇した出演者のほかに、清盛の母・舞子を演じる吹石一恵、王家の最高権力者・白川法皇を演じる伊東四朗も同時に発表となった。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか NHK総合ほかで放送予定