「相棒」シリーズ第10弾の放送＆初のブルーレイ化が決定！

ドラマ

2011/08/12 06:45

'10年6月に放送開始10周年を迎えた、テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒」のシリーズ第10弾が、10月からスタートすることが分かった。同時に「相棒season9」がブルーレイとDVDで発売されることも決定。「相棒」ドラマシリーズとしては初のブルーレイ化となる。主演の水谷豊は「相棒が始まったころ、シーズン10を迎えるとは夢にも思っていませんでした。あらためて、相棒チームの素晴らしさを感じています。いつものように神戸尊君と全力で事件解決に向かいます」と意気込みを語った。

同ドラマは、ことしの2月23日に放送されたシーズン9の第16話でシリーズ歴代最高視聴率をマークし、全18話の平均視聴率でも相棒の歴史上初めて20％超えを達成。また、'10年12月に公開された映画「相棒－劇場版II－」も大ヒットを記録した刑事ドラマの金字塔的作品。レギュラー放送開始から10年目という新たな節目に突入するシーズン10は、前シリーズで手に入れた勢いをそのままに、単なる刑事ドラマとしてだけでなく、重厚な人間ドラマとして“真のサスペンス”を描きつつ、国民的ドラマとしての地位を不動のものにする。

今作では、水谷豊演じる杉下右京の敵であり、ときとして味方でもあった警察庁の大物幹部・小野田（岸部一徳）が「劇場版II」で壮絶な死を遂げたことを受け、これまで一貫して己の正義を貫き、組織や体裁は気にせず、長いものには巻かれないスタンスをとってきた右京が、どれだけ自分の信念を貫き、名推理で事件捜査の限界に挑戦していけるか注目が集まる。また、シーズン9で右京とのコンビネーションにも磨きがかかり、名実ともに“相棒”となった神戸尊（及川光博）の過去が、早くも第1話で明らかになる。今作も現代社会の政治、世相など「現実」と厳しく向き合う作品から、爽快感あふれる作品まで“リアル”なストーリーが展開されていく。

及川は「いよいよですね。神戸尊の知られざる過去、そして新展開にワクワクしています！　全力をつくします!」と、武者震いしつつ新展開に期待を込めた。また、同作を手掛けるテレビ朝日・松本基弘ゼネラルプロデューサーは「“10”という数字は何か区切りのように感じさせますが『相棒』ワールドにおいて、そのことが何がしかの影響を及ぼすのかどうか、実は私たちにもわかりません。ただひとつ言えることは、より多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、一作一作心をこめて作りますということです。それが10まで支えてくださった皆さんへの誠意だと思っています」と熱い胸のうちを明かした。

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