水原希子がソーシャル系アプリでの友達探しを明かす 「Tinder」ブランドアンバサダー就任&公式インタビューが公開
――自分と価値観の違う人と出会って、影響を受けたエピソードがあれば教えてください。
いろんな国に行って、いろんな国の人に会うと感覚が変わります。特に自分が若いときに韓国で友達がいっぱい増えたんですよ。日本に住んでた韓国人の女の子とすごい仲良くなって、音楽が好きな子だったから音楽を通じて仲良くなったんです。
だから言葉とかはあんまり話せなかったけど、その子と会話したいから自分も韓国語を勉強したりとかにして、その子と一緒に韓国行ったりとかして、何か韓国の食文化だったりとか、クラブカルチャーだったりとか、ファッションの文化だったりとか、人としての「韓国の人はこういうのが好きなんだよ、こういうこと言うんだよ」とか、「韓国の女は強いんだよ!(笑)」とか、何かそういう話を聞いたりしてすごい影響を受けて、それがすごく大きかったと思います。
20歳くらいのときだったんですけど、それをきっかけにやっぱり世界って本当にいろんな人がいて、いろんな文化があって、もっともっと知りたいっていう欲が出てきて。
それから仕事で中華圏に行ったりとかするときも、その現地の人との出会いでいろんなことを知れるので、やっぱり海外に行くと、毎回自分の今まで積み上げてきた概念みたいなものが崩されて、何か人間って面白いなって思わさせられるというか。「言葉が通じなくても、好きなものが一緒だったらつながれる」って言うのを知ったというのがあります。
――Tinderは男女の出会いだけでなく、さまざまな性的指向を持った方たちの「出会いの多様性」も意識しています。人々の多様性、ジェンダー関して、水原さんのお考えを聞かせてください。
今“ジェンダー”っていうのは本当にグラデーションですよね。やっぱり本当に「それぞれが違う」っていう考え方だと思っていて。
“キュリアス(興味・好奇心)”というか、クエスチョンの人もいると思うんですよ。自分が女の子に興味あるし、好きだと思うけど、でもそういう友達がいないし、ちょっと分からないなっていう人とかが勇気を持って、Tinderとかでそういうコミュニティーの人と出会ったりとかして、会話をすることで、何か発見することもあるだろうし、あとは全く自分もそういう思考はないけど、そういう人と出会って、新しい世界を知るっていうこともあるだろうし。
結局はやっぱり最終的には自分の世界観だったりとか、自分の志向を拡張していくっていうことになるので、自分が成長したり新しいことしてるっていうなんか喜びにもつながると思うので、そういうものがより当たり前になっていってほしいと思います。(ジェンダーを意識した取り組みは)すごくいい試みだと思います。