蒔田彩珠と桜田ひよりが第7回「ドラマ甲子園」大賞受賞作品でW主演
鹿内植プロデューサー(フジテレビ・コンテンツ事業室) コメント
「ドラマ甲子園」は高校生が自分で脚本を書き、演出するクリエイター発掘企画であると共に、個人的に毎年こだわっているのが、大賞作品を共に作り上げ、演じてくださるキャストの方々です。演出するのは素人でもある高校生ですから、その意図を素早くくみ取り、楽しみながら表現できる方に毎年お願いしています。
今年の「言の葉」は女の子同士の友情を繊細に描いた作品です。蒔田さんの強い意志を感じる眼差しとご本人のいい意味で媚びない存在感が今回の感情表現が不器用な香里役にぴったりですし、桜田さんのふんわりとした雰囲気ながら奥底に感じる意志の強さが、しゃべることができないながらも感情豊かで優しい咲役に合っています。
このお二人が本当の親友というのもすてきなニュースでした。キャストが決まってから私自身も知りまして、とても運命を感じています。また、このお二人に加え、箭内さん、宮世さんと魅力的な方々に加わっていただき、泉谷さんがこの若き実力派たちと作品を作る化学反応が今から本当に楽しみです!
「言の葉」ストーリー
香里(蒔田彩珠)は昔から不意に相手を傷つける言葉を言ってしまう癖があり、これが原因でいじめられるようになってしまう。
ある日、香里は教室を抜け出し、丘ノ上公園にあるベンチに座った。「自分の気持ちを素直に伝えられるようにしてください」と神様に願うと、ベンチの真上にある桜の木から1枚の葉が落ちてきた。葉には「君の名前は?」という文字が書かれている。その文字を書いたのは、話すことができない咲(桜田ひより)という女の子だった。
香里と咲は毎日会うようになり、次第に仲良くなる。そして香里は咲に友達ができない悩みを相談した。咲は友達を作る方法を香里に教え、その方法で香里は悩みを克服し友達ができると、咲とは会わなくなっていった。
そして、久しぶりに咲に会った香里は、あの嫌な癖で咲を傷つけてしまう。しかし、その後知る咲の本当の正体に香里は…。
言葉を伝えられない香里と伝えたい咲。タイムリミットが迫った2人の友情を描く感動物語。あなたは普段、言葉を大切にしていますか?