自身を“怖がり”と話す佐藤大樹、ホラーに挑戦「新たな階段を一つ上れるのかな」<恐怖新聞>
佐藤「時期的にも(ホラーは)ぴったり」
――FANTASTICSのメンバーにはドラマ出演の報告はされましたか?
しました! すごく喜んでくれましたし、ホラーが好きなメンバーが多いので「見ます」と言ってくれました。時期的にも(ホラーは)ぴったりですしね。
――共演する白石聖さんの印象を教えてください。
白石さんは元々お芝居が上手だなという印象があったのですが、実際にお会いしてみて、映像で見るよりも大人っぽくて雰囲気がすごく落ち着いていました。
(連続ドラマ)初主演と聞いてびっくりしましたし、頼もしい“座長”です。役に対しての考え方も自分の意見をしっかり伝えていて、素晴らしいなと思いました。
――撮影中のエピソードを教えてください。
今回、同年代の男性の俳優さんがいない現場が初めてで、正直戸惑っています(笑)。おしゃべりする仲間がいなくて…。白石さんも朝から夜まで本当にお忙しくて、一緒に食事とかもできていないので、ある意味役同士の距離感に近いというか、お互いに距離を測りながら接しています。
あと、僕は撮影後に温泉に行くのですが、白石さんも一人で行くらしく、温泉情報を交換しています。
――佐藤さんと今回演じる松田勇介に何か共通点はありますか?
勇介は自分で言うのもなんですが、憎めないいいやつだと思います。真っすぐで爽やかだし、そういった面では普段の僕と何ら変わらないかなと思います(笑)。
――勇介の中にある潜在的な弱さやエゴのようなものは佐藤さんにもありますか?
自分自身ものすごく負けず嫌いで、元々EXILEに入ったのも一般からの応募だったので、オーディションやライバルがいる環境での負けん気というものは持っているかと思います。ですので、負けず嫌いという意味でのエゴはあるかもしれません。
――中田秀夫監督から、演出などで何か言われたことがあれば教えてください。
中田監督からは「より分かりやすく、輪郭がシャープなくっきりハッキリした、メリハリのある芝居をしましょう」と言っていただきました。せりふをさらっと言うのではなく、一つ一つ立てて、ある意味舞台のように言ってほしいと言われました。
さまざまな恐怖が続く中で、少しほっとできるようなシーンを作れたらいいなと意識していて、それは白石さんとも話しました。