生駒里奈が女子中学生役を熱演 “繊細さ”&“力強さ”を表現<舞台「かがみの孤城」稽古レポ>
稽古見学会レポート
稽古では、キャストが全編にわたりマスクにマウスシールドを付けて登場。
主演の生駒は、人間関係に悩み、学校に通えなくなってしまった女子中学生・こころ役を熱演。中学生という年齢だからこそ抱える苦悩や生きづらさを、繊細ではかない印象で表現した。
物語の後半では、鏡の中の世界で出会った仲間と心を通わせ、成長していく姿を描く。さまざまな人の人生に触れることで、前向きに自分の人生を歩もうとするこころの、芯の強さを感じさせる生駒の凛としたまなざしが印象的。
また、生駒や溝口らキャスト陣のセーラー服&学ラン姿にも注目してほしい。
「かがみの孤城」あらすじ
入学早々、同級生から嫌がらせを受け、家に閉じこもる生活を送っていた中学1年生の安西こころ(生駒里奈)は、ある日自分の部屋の鏡がまばゆい光を発していることに気づく。恐る恐る鏡に手を触れた瞬間、こころは見知れぬ城がそびえ立つ異世界に引き込まれてしまう。
「オオカミさま」と呼ばれる城の管理人と、彼女に召還された7人の中学生が過ごす世界。そこでは「願いの鍵」を見つけた者が、何でも望みを叶えられるという。「願いの鍵」は見つかるのか。7人が城に集められた理由とは。