斎藤工、初共演の小松菜奈に驚き「絵かと思いました。絵画が動いているという印象でしたね」
両親が先行上映で作品を見たという菅田は「すっごく泣いたって言ってました、映画館のトイレで(笑)。映画館のトイレに駆け込んだらしいです。親から『もっと優しい映画作ってよ』って言われてて、そう言えばハードな映画が多かったなって。だから(「糸」が)ちゃんと響いたんだなってうれしかったです」と笑顔を見せた。
「ちょうど今(初日)、お母さんが見てると思うんです」という小松は、「今日(21日)が初日ということで昨日は眠れませんでした。1時間ごとに目が覚めちゃって、ソワソワしちゃって…」と待ちに待った初日に高まる気持ちを抑えられなかったそう。
“人との出会い”が本作の大きなテーマの一つ。菅田と小松はこれまでに何度も共演しているが、菅田と榮倉、小松と斎藤はそれぞれ初共演となる。
菅田が「初めて父親を演じるということもあって、家庭という部分では全乗っかりというか、娘さんとの接し方とかは現場で榮倉さんを見ながらまねしていた感じでした」と榮倉への絶大なる信頼を伝えると、榮倉は「世代もちょっと離れてるし、初めて会う時、すごく緊張してたんです。『今をときめく菅田将暉くん、ドキドキ!』みたいになってて。でも、すごく楽しそうという言い方も変だけど、現場で伸び伸びとされていた印象でした。全く壁とかなくて、最初から楽しく撮影ができました」と初対面の印象を語った。