朝ドラ「おひさま」クランクアップに井上真央が涙!
NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「おひさま」が、8月23日にすべての撮影を終了し、都内にてクランクアップセレモニーが行われた。セレモニーにはヒロイン・陽子を演じる井上真央をはじめ、高良健吾、満島ひかり、マイコ、永山絢斗、寺脇康文、串田和美、樋口可南子らが出席。さらに、同番組のメーンテーマを担当した平原綾香も登場した。
最初に、制作統括・小松昌代氏は震災について触れ、ヒロインの井上に対して「朝ドラの歴史の中で、今まで経験したことのない時期に私たちは“おひさま”を送り出すことになりました。きっと、人知れず不安や迷いや苦労があったことと思いますが、あなただったから太陽の陽子は見事に輝いてくれました。本当に心から感謝をしています。本当にあなたでよかったです。あなたのことが、私たちは大好きです」とメッセージを送った。
井上は「なんだか本当に終わる気がしなくて、きょう帰ったらまた台本を読んでしまいそうな感じです」とまだ実感がわかない様子。震災に関しても語り「毎日のように悲しいニュースが流れていて、胸が張り裂けそうになった時がありましたが、たった15分でもたくさんの勇気や生きる希望を届けられればと思い、それが原動力となって最後までできた気がします」と視聴者に届けたかった思いを告白し、感極まって涙する場面も見られた。
また、スタッフやキャストなどに恵まれたと感じているようで「私は主演としてみんなを引っ張っていく役目でしたが、先頭に立つというよりは中心にいさせてもらっていました。自分が輝くというより、たくさんの方に輝かせていただいたなと思っています」と素直な気持ちを明かした。
最後に「この作品でたくさん泣いて、たくさん笑って、幸せをもらいました。もっと大きな太陽になってみなさんの前に戻ってこれるように、頑張ります。本当にありがとうございました!」と力強く語った。
毎週月曜~土曜朝8:00~8:15 NHK総合ほかで放送