内博貴、“初舞台”山口真帆の度胸の良さを称賛「この子はスターになるなって思いました(笑)」
9月5日、「浪漫舞台『走れメロス』〜文豪たちの青春〜」が開幕。初日公演を前に、開幕直前取材会が東京・ヒューリックホール東京で開かれ、内博貴、谷村美月、室龍太(関西ジャニーズJr.)、千原せいじ、山口真帆、なべおさみ、湖月わたるが出席した。
小説家・太宰治の短編小説「走れメロス」が発表されてから2020年で80年。本作は、若き頃の太宰の多くの作家たちとの友情や彼が愛した女性たちとの葛藤や苦悩を、親友で作家の檀一雄がつづった回想録「小説 太宰治」をベースに、舞台作品として書き下ろしたもの。
太宰を演じるのは、舞台「まさに世界の終わり」以来2年ぶりの舞台単独主演となる内。谷村は小山初代と太田静子の2役に挑み、室は檀一雄役で出演する。
無事に初日を迎えられたことについて、主演の内は「世の中が(新型コロナの影響で)こういう状況ですから僕も前に予定されていた作品が中止になりました。今回は稽古場でも検査をしまして全員陰性だということで初日を迎えられて良かったです」と安堵(あんど)の気持ちを語ると同時に、「コロナが身近になってきた感じがするので、いつ自分がなってもおかしくないという危機感を常に持ちながら稽古をやってました。千秋楽まで気を緩めることなく、気を付けながらやっていきたい」と気持ちを引き締めた。
東京公演:9月5日~9月13日(日)東京・ヒューリックホール東京
名古屋公演:9月22日(火)愛知・名古屋市公会堂
大阪公演:9月25日(金)~9月27日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原作=檀一雄「小説太宰治」より
脚本/演出=モトイキシゲキ
<配役/出演>
太宰治=内博貴
小山初代・太田静子(二役)=谷村美月
檀一雄=室龍太(関西ジャニーズJr.)
井伏鱒二=千原せいじ
山崎富栄=山口真帆
節代夫人(井伏の妻)=黒田こらん
柿野要一郎(太宰の甥・画学生)=吉田大輝
津島美知子(太宰の妻)=苅谷瑠衣
芥川龍之介(作家・亡霊)=原慎一郎
津島文治(太宰の長兄)=藤井びん
高橋幸雄(作家)=石井智也
山岸外史(作家)=優志
マダム雪子(銀座のバーのマダム)=湖月わたる
山崎晴弘(富栄の父・美容学校校長)=なべおさみ
公式サイト=https://roman-melos.com/
主催=浪漫舞台「走れメロス」公演実行委員会(エイベックス・エンタテインメント/プロデュースNOTE/東映ビデオ)、中京テレビ放送(名古屋公演のみ)
制作=エイベックス・エンタテインメント/プロデュースNOTE