桐山漣インタビュー!桐山の“隠してるけど好きなもの”は…?<おじさんはカワイイものがお好き。>
眞島秀和扮する主人公・小路三貴が、見た目も仕事ぶりもパーフェクトな“イケオジ”ながら、実はかわいいものが好きというギャップに苦しむ様子を描くコメディー「おじさんはカワイイものがお好き。」(日本テレビ系)。上司や部下からも慕われる小路をライバル視するのが、隣の課の課長・鳴戸 渡だ。小路をはじめ社員たちに強く当たるが、実は猫が大好きで、猫用のおやつを持ち歩くほか、休日は猫カフェに通うという一面を持ち、どこか憎めないキャラクターでもある。そんな鳴戸を好演する桐山 漣に、鳴戸に対する印象や撮影秘話、そして自身が密かに“推しているもの”について語ってもらった。
「ぐぬぬ」って台詞を言うのは初めてでした(笑)
――ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」では、眞島さん演じる小路に対してライバル心むき出しの鳴戸を演じている桐山さん。やや癖の強いキャラクターの持ち主である鳴戸をどう演じようと思いましたか?
桐山:鳴戸の場合、いつもならト書きに書かれるような内容が台詞になっていて。「ぐぬぬ」って台詞を言うのも初めてでした(笑)。でも、僕が(台本を読んで)感じたのは、小路さんが心の中思っていることを表に出さないタイプだとしたら、鳴戸は逆で、思っていることが全部言葉や表情に出ちゃうタイプ。ある意味分かりやすい人なんです。その対比を出せれば、ドラマとしてすごく面白くなっていくんじゃないかと思いました。
――小路と鳴戸の対比と同じように、鳴戸自身にも会社で嫌味な言動をする反面、実は猫好きというギャップがあります。そこが鳴戸の憎めないところでもあると思うのですが、演じる上ではどのようなことを心掛けていますか?
桐山:鳴戸はあんな性格だから多分友達がいないと思うんです。なので、会社にいるときは、台詞からしてそうですけど、見てて近寄りたくないだろうなって思われるような雰囲気を意識して出すようにしました。でも、物語が進むにつれて、鳴戸の猫好きな一面、好きなのに懐いてもらえないところがコメディーチックに描かれるシーンもたくさん出てくるんです。見てくださる方には、鳴戸のそういう一面も愛してもらいたいというか、受け入れてもらえるといいなと思いながら演じました。