山田杏奈×玉城ティナ、“性”に悩む女子高生を演じる「荒ぶる季節の乙女どもよ。」<インタビュー>
――感情の揺れ動きが繊細に描かれていますが、感情が突き動かされたりした、印象に残っている場面はありますか?
玉城:第1話で、「死ぬまでにしたいこと」を新菜が言ったことで、皆が新菜の方を振り向いて構図が4:1になる瞬間があるんです。新菜の言葉をきっかけに、4:1だったものがくっついて離れて5になっていくという物語の最初のきっかけになっているので、そこはしっかりと皆を驚かせるような言い方をできればなと思っていました。
山田:私は、第8話の和紗と泉の幼なじみの関係が大きく変わる場面です。そこで結構信じられないようなことを言われたりするんですが、どこかで納得してしまうようなことや、今までの関係で積み重ねたものがつながるところがあって。実際現場でお芝居していて「これはそうなるよな」と理解できるなと思ったのが、そのシーンを撮ってるときでしたね。
――山田さんは、幼なじみの泉(井上)との関係を演じてみていかがでしたか。
山田:幼なじみという存在は私にはいないので難しいなと思いつつ、幼なじみで友達でありながら、「好き」っていう感情に気付いてどんどん関係が変わっていくので、そこを大事にできたらなと思っていました。
――難しかったシーンはありましたか?
山田:幼なじみとしてはすごく距離が近いんですが、感情を自覚したことでそれが離れるのか、近付くのか…ある程度信頼感はベースでありつつ、そこをどういう表現にしてこうかというのは全部を通しての課題ではありました。
突き放してるけど信頼はしている関係だと思うので、近いように見えるけど気を使っているなとか、そういうところはシーンごとに考えながら演じました。
MBSでは9月8日(火)深夜0時59分スタート
TBSでは9月8日(火)深夜1時28分スタート
<配信情報>
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9月8日(火)TBSでの放送終了後より TSUTAYAプレミアムにて独占配信開始
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