藤原大祐「やっぱり“好き”っていう気持ちも、この作品の大きなテーマだと思います」<おじさんはカワイイものがお好き。>
眞島さんがパグ太郎を持ち帰られているのがかわいかったです(笑)
――小路やケンタ、鳴戸という3人の“おじさん”たちの、不器用ながらもそれぞれの“好き”に全力な姿は、10代の藤原さんの目にはどう映りますか?
「最高に面白いと思います! 完成したドラマを観ても、ずっと笑ってます(笑)。普通が何かは分からないですけど、でも一般的に大人の男の人たちってちゃんとしているイメージがありますよね。今回のドラマは、そういう人たちが、実は見えないところでこんな感じだったら面白いだろうなっていう集まりなので(笑)。あと、小路さんを眞島さんが演じる魅力もあると思います」
――撮影中はお三方とのシーンも多かったと思いますが、現場でご一緒した印象はいかがでしたか?
「学ぶことも多かったですし、何より楽しかったです。撮影に入る前は、年齢が離れているので自分から話しかけにくいかも……と勝手に思っていたんですが、みなさん気さくに話しかけてくださって。特に一緒のシーンが多い眞島さんからは、いろいろなことを教えていただきました。桐山さんとも後半はご一緒する機会が多くて、仕事の話以外にも何気ない話をたくさんさせていただきました」
――具体的にどんなお話をしましたか?
「桐山さんとは、僕が洋服を好きなこともあって、桐山さんがやられているブランド(「SICKNESS」)について、いろいろ聞かせていただきました。眞島さんからは現場での在り方を教えていただくことが多かったです。今回のドラマのことももちろんですが、今後の現場でもこうした方がいいよとか。中でも印象に残っているのが、年齢が若くても意見は伝えた方がいいよっておっしゃっていたこと。その方が自分としてもコミュニケーションが取りやすくて有り難いし、監督さんも絶対に喜ぶと思う、など、俳優として現場でどうすればいいかを教えてくださいました」
――ちなみに、藤原さんから見て“カワイイ”と思うことはありましたか?
「眞島さんが『このパグ太郎もらって帰っていいですか?』と言って何個か持ち帰られているのを見て、失礼かもしれませんが、ちょっとかわいらしいなと思いました(笑)。あと、ドラマ公式Twitterにも上がっていましたけど、ファンシーショップに行ったときに眞島さんと今井さんがぬいぐるみを購入されたみたいで。今井さんにぬいぐるみのイメージがなかったので、それもちょっと意外な驚きでした」