眞島秀和&今井翼「おじカワ」最終回はトレンド席巻!“おじキュン”の魅力にロスの声<おじさんはカワイイものがお好き。>
おじさんのギャップの魅力が詰まった話題のドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(日本テレビ系)が9月10日、最終回を迎えた。「自分の『好き』も、相手の『好き』も大事にする」「気持ちは思ってるだけじゃ伝わらない」といったメッセージを内包しつつ、おじキュン要素もしっかり詰め込まれたラストに、視聴者からは感動の声が続出。Twitterでは関連ワードが続々とトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレがあります)
「俺は、ケンタ君が好きだ」
本作は、ツトムの同名コミックを原作としたコメディードラマ。渋く、紳士的で容姿端麗、さらに仕事もできる“イケオジ”ながら「カワイイものが好き過ぎる」というギャップを抱える主人公・小路三貴(眞島秀和)の日常を描く物語だ。
仙台出張以降、ケンタ(今井翼)とギクシャクしたままの小路。せっかく駆けつけたケンタにも、意地を張って「全部きみの考えがわかるなんて、あり得ない」といじけてしまう始末。
「中目黒のダンサーのケンタ君と、オジサンの俺が友だちになんてなれるわけなかったんだ」。もう傷つきたくない小路は、そう自分に言い聞かせた。
キラキラ輝いているものに憧れる気持ちは、ともすれば「それに比べたら、自分なんて…」といういじけた感情を生んでしまう。自分の“好き”を大事にすることは、実は自分自身を大事にすることでもあるのだ。自分に自信を失った小路は、ケンタという“好き”を手放そうとしていた。
そんな小路に勇気を与えたのは、同じように自分の“好き”と向き合い傷つきながら成長した同志たちだった。
鳴戸(桐山漣)に「しょうがないじゃないですか。出会っちゃったんですから」と背中を押され、真純(藤原大祐)の「これが、僕の“好き”なんだ」という素直な言葉を聞いた小路は、いても立ってもいられずケンタの元へ駆け出した。
「俺は、ケンタ君が好きだ。ずっと一人の世界にいた俺に、ケンタ君は誰かと一緒に“好き”を楽しむことを教えてくれた」。小路は素直な思いをケンタに打ち明け、2人はがっちり握手を交わした。“気持ちは思ってるだけじゃ伝わらない”し、自分の“好き”を大事にしていれば“いくつになっても世界は広がる”――そんなメッセージがしっかりと伝わる、幸福なラストだった。