「半沢直樹」視聴率25.6%で今期自己最高を更新!大和田、黒崎、タブレット福山…敵役との絆に反響続々
堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)第8話が9月13日に放送された。主人公・半沢直樹(堺)が取締役・大和田(香川照之)や金融庁・黒崎検査官(片岡愛之助)に加え、“タブレット福山”こと融資部・福山(山田純大)などかつての敵との共闘でピンチを乗り越えていく姿が、視聴者を熱狂させた。(以下、ネタバレがあります)
大和田「この世で一番お前のことが…」
「やられたらやり返す。倍返しだ!」の流行語を生んだ2013年放送の前作から7年。今シーズンは前半で「ロスジェネの逆襲」、後半で「銀翼のイカロス」(ともに池井戸潤著、ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作に、堺演じる銀行家・半沢直樹のスカッとする逆転劇が描かれている。
第8話では、半沢がいよいよ銀行の“闇”解明に着手。政界の超大物・箕部啓治(柄本明)と紀本常務(段田安則)がからむ不正なカネの流れを突き止めようと動き出した。
中でも存在感を発揮したのが、大和田と黒崎、そして常にタブレットを持ち歩く同僚・福山。彼もまた前作からのキャラクターだ。
ここ最近急接近中の大和田とは、8話でふたたび手を結んだ。大和田は、半沢を前に「私はね、この世で一番お前のことが嫌いなんだ」と言いながらも「バンカーとしての実力だけは認めてやる」と素直に打ち明け、頭取のためなら「猫の手だろうと、犬の手だろうと、半沢の手だろうと、借りなければならん」と手を差し出した。
一方、半沢も「あなたには何度も手のひらを返されてきた。1ミリたりとも信じられません」と警戒しつつ「私が差し出すこの手は、東京中央銀行の未来のためです」と手を伸ばし、2人は歩み寄って手を握り合った。
ただし、その握手は一瞬のさらりとしたもの。決してガッチリ手を握り合わないのがなんともこの2人らしい。視聴者からも「ソフトタッチ!」「一瞬タッチで離れる2人最高!!」といった喝采の声が上がった。