祝！卒業 桐谷美玲涙の全コメント
集英社「Seventeen」が読者招待イベント「Seventeen夏の学園祭2011」を8月30日、パシフィコ横浜で開催した。
このイベントは、楽しんごを司会に迎え、桐谷美玲や武井咲ら全Seventeenモデルと溝端淳平や三浦翔平、賀来賢人らイケメンタレントたちが総出演するファッションショー。さらに、D☆DATE、AAAのスペシャルライブや「ミスセブンティーン2011」のお披露目など盛りだくさんの内容で行われた。また、この日でSeventeenの専属モデルを卒業する桐谷の卒業式も実施した。
卒業式では、桐谷が全Seventeenモデルが見守る中、白いドレスで登場。5年半「Seventeen」を引っ張ってきた桐谷に感謝の意を込めて、Seventeenモデルを代表し、武井が送辞のあいさつをした。武井は「美玲ちゃんは咲にとって特別なお姉ちゃんです。きょうでSeventeenではさよならだけど、これからもずっとお姉ちゃんでいてください。そして、これからもいろいろな分野で頑張ってください。5年半Seventeenを引っ張ってくれてありがとうございました。みんな美玲ちゃんが大好きです。本当にお疲れ様でした。卒業おめでとう」とコメント。
また、桐谷、武井と並んで「猫目三姉妹」として誌面で活躍していた元Sventeenモデルで、現non・noモデルの佐藤ありさがサプライズで登場。佐藤は「寂しさとか、不安とか、いろんなことを感じてると思うけど、たくさんの応援をしてくれているみんな、Seventeenモデルのみんな、いつも陰で優しく支えてくれているスタッフの皆さん、みんながついています。だから、きょうは安心してSeventeenを卒業してほしいと思います。5年半本当にお疲れ様でした。これからもみんなに愛される『ゆる～い美玲さん』でいてください。大好きだよ。これからもよろしくね」とメッセージを贈った。
温かい言葉を受けて、桐谷は「こんなにすてきな式を開いてくださってありがとうございます。ありさが来るなんて本当に知らなくて、びっくりしました！ 私がSeventeenに入ったのは16歳のころで、（芸能界の）仕事も始めたばかりで、ただの田舎育ちの高校生でした。周りがすごくキラキラして見えて、『自分は場違いな所に来ちゃったんじゃないかな』って、いつも不安に思っていました。でも、5年半たって、いま、こういう舞台に立って卒後式をしているのが夢みたいな気分です。Seventeenの現場は本当にいつも楽しくて、ほっとできて、私にとってはお家みたいな存在でした。いろんな企画もさせてもらったり、海外ロケにも行かせてもらったり、本を出させてもらいました。この5年半でたくさんの経験をさせてもらいました。もちろん、学校に行きたくても行けない時があったり、友達と遊びたくても遊べない時もありました。でも、そんな時は、温かく見守ってくれる編集部の皆さん、スタッフの皆さん、モデルの仲間、支えてくれる友達、家族、そして、いつも温かく応援してくれる皆さんがいたからここまで頑張ることができました。こんな私を見てくれることが本当にうれしくて、助けてもらった分、『いっぱいお返しできたらいいな』という思いでずっとやっていました。本当にありがとうございます。正直、まだまだずーっと、むしろ『永遠にSeventeenモデルでいられるんじゃないかな』と勝手に思っていたんですが…そうはいかないみたいで…。ついに、この日を迎えてしまいました。でも、Seventeenの場は離れることになりますが、Seventeenで過ごした時間は消えないし、私にとって本当に大切な大切な宝物です。これからはSeventeenモデルの桐谷美玲ではなくなりますが、精いっぱい頑張っている姿をみんなに見せられるように笑顔で楽しくやっていきたいと思います。本当にすてきな時間をありがとうございました」と涙ながらにあいさつした。
イベント後の記者会見に登場した桐谷は「『本当に来ちゃったんだ』って、ちょっとまだ信じられないくらいです」と実感が沸かない様子だったが、「でも、卒業式をやっていただいて、いつまでも『寂しい、寂しい』って言ってちゃいけないなと…」と心境を明かし、「（卒業式では）サプライズがたくさんあったんですが、全然知らなくて、びっくりして、ちょっといま胃が痛いです（笑）」と振り返った。また、これからの活動について「こんなにたくさんのすてきな方々と出会えて、応援してくれる方もたくさんいてくれて…そんな、今までお世話になった方々に元気な姿を見せて、みんなに幸せになってもらえるような人になりたいなと思います」と話し、「いま、少しずつお芝居をやらせていただいているので、これからも頑張っていけたらと思います。篠原涼子さんのようなナチュラルで芯の強さを持っている女優さんになりたいですね。具体的には決まっていませんが、モデル業も大好きなので、できれば続けていきたいです。やれることは全部やりたい！」と意欲をみせていた。
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