女優の松本穂香が主演を務め、奈緒らが出演する映画「みをつくし料理帖」が10月16日(金)に公開される。
高田郁のベストセラー時代小説を映画化した本作は、これまでに北川景子や黒木華主演でドラマ化されたこともある名作。
生涯最後の監督作品と公言した角川春樹がメガホンを取り、幾度となく訪れる苦難を乗り越えながら、料理人として成長していく主人公・澪の姿や、幼なじみ・野江との不変の友情を描く。
時代劇初挑戦となった松本と野江役を演じる奈緒にインタビューを実施。互いの印象や撮影のエピソードなどを聞いた。
初の時代劇出演
――松本さんは初めての時代劇となりましたね。
松本穂香:本当に初めてのことばかりでした。衣装を着る順番が違って髪形を作らないといけなかったり、話し方のスピードは現代劇だとナチュラルにすることが大切なんですが、時代劇ではせりふを立ててゆっくり話すことが大事だったりするので、何もかも違う感じでした。
ただ、現代劇とは違うトーンやテンポが自分の中では新鮮だったので、また違う雰囲気の時代劇にも挑戦してみたいです。
――奈緒さんも花魁の役柄は初めてでしたね。
奈緒:着物がもともと好きでプライベートでも着ることがあるので、すごく楽しみにしていました。
花魁特有の動きをいろいろと教えていただいて、ゆっくり動くなという印象だったんですけど、実際に着てみるとカツラがすごく重いので勝手にそうなってしまいましたね。最初は重さに慣れるのが大変でした。
あと、役では船場言葉を使うのですが、監督が方言を大切にしてほしいとおっしゃっていたので、ギリギリまで方言指導の先生に直していただいてから撮影に入りました。
10月16日(金)全国公開
出演=松本穂香 奈緒 若村麻由美 浅野温子 窪塚洋介 小関裕太 藤井 隆
野村宏伸 衛藤美彩 渡辺典子 村上 淳 /永島敏行 反町隆史 榎木孝明 鹿賀丈史
薬師丸ひろ子 /石坂浩二(特別出演) /中村獅童
製作・監督=角川春樹
脚本=江良至、松井香奈、角川春樹
原作=髙田郁「みをつくし料理帖」(角川春樹事務所)
主題歌=手嶌葵「散りてなお」作詞・作曲:松任谷由実、編曲:松任谷正隆(ビクターエンタテインメント)
料理監修=服部幸應
音楽=松任谷正隆
制作統括=遠藤茂行
制作=楽映舎
公式サイト=https://www.miotsukushi-movie.jp/
(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
■撮影の合間に茶わん蒸しを食べる松本穂香と奈緒