白石聖が主演を務めるオトナの土ドラ「恐怖新聞」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第5話が、9月26日(土)に放送される。
本作は、つのだじろうの同名漫画を実写化したオトナの土ドラ枠初のホラードラマ。
京都市内の大学に通う大学生の小野田詩弦(白石)は、念願の一人暮らしを始めた途端に、“恐怖新聞”が届くようになる。最初はいたずらだと思っていたが、次々と新聞に書かれた通りの事件が起こり、次第に信じるようになる…というストーリーだ。
今回、当初は詩弦の隣人・片桐ともをとして登場し、第3話でその正体が明らかとなった、詩弦に“恐怖新聞”を配達する鬼形礼を演じる坂口涼太郎にインタビュー。作品の印象や撮影中のエピソードについて話を聞いた。
坂口「髪形はこのおかっぱのままでよいと即決」
――恐怖新聞にオファーされたときの感想は?
すごくうれしかったですね。きっと、原作の漫画を読まれている方は「鬼形礼」って言葉が出てきたときに「ハッ!」って思ってくださると思うんです。
これは人づてに聞いた話なんですが、当初、鬼形礼役をキャスティングする際、中田(秀夫)監督が「坂口涼太郎みたいな中学生はいないのか」っていう探し方をしてくださっていたみたいです(笑)。
――原作での鬼形礼は中学生の男子ですものね?
そうなんですよ。結局中学生ではなく僕が演じさせていただくことになり、すごくうれしかったです。
初めて監督やプロデューサーと顔合わせをさせていただいたときは、「鬼形礼っていう名前の役なんだけれども、原作の鬼形礼ではない」ということを言われました。中田監督の鬼形礼のイメージが、僕の容姿とか風貌だったようで、髪形はこのおかっぱのままでよいと即決。でも僕の衣装については、衣装さんをはじめスタッフの皆さんが結構迷っていたんです。そんなときに中田監督のアイデアで、この白い衣装になりました。病床にいる人にも見えるし、何かを崇拝しているような宗教的な感じにも、民族衣装のようにも見えて、すごくいいですよね! 現場で最初に見たとき「おーーっ!」となりました!