<試写室>尾上菊之助主演「ドラマスペシャル 刑事アフター5」仕事もプライベートも相棒を大切にすべき!
「アフター5?なにそれおいしいの?」
記者という仕事を始めてから、“アフター5”と無縁の生活をしている私は、ドラマのタイトルを見て思わずそうつぶいてしまった。友達とも時間が合わないし、つい最近、別れた恋人にも「仕事と俺とどちらが大事なのか」とため息をつかれたばかり…本当に切ない…。
玉城ティナ演じる労務管理コンサルタントの九路五月から休むように諭された主人公・広橋(尾上菊之助)の「そんなことをしたら仕事が回らないだろ。私は休まないし、休めない」というせりふのように、「私の代わりはどこにでもいるが、休むことができない」と思う一方で、「私もアフター5を体験してみたい…友達や恋人と楽しく過ごしたい」という矛盾が生まれたのもこのドラマの試写を見てからだったと記憶している。
各局で放送されているドラマやバラエティーなどを事前に視聴して、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト ザテレビジョン流「試写室」。
今回は、10月1日(木)に放送される「9時5時勤務」「残業ゼロ」という刑事という職業では絶対にあり得ない勤務体系で事件を解決する姿を描く新しい刑事ドラマ「ドラマスペシャル 刑事アフター5」(夜8:00-9:48、テレビ朝日系)を取り上げていく。