人に言えない悩みを抱えたときの救世主は“問題をタブー視しない人”<17.3 about a sex>
“バイセクシャル”という秘密にザワつく教室
例えば、10月1日(木)に放送された第5話では、バイセクシャルの男子の物語。咲良(永瀬)と自然な形で両思いになった悠(水沢林太郎)は、「今までは男しか好きになったことがなかった」と打ち明ける。その告白に咲良は驚いて、悠と距離をとってしまう。
悩んだ咲良は、友人の紬(田鍋)と祐奈(秋田)に相談する。好きになった人が“バイセクシャル”だったというケースは、恋愛経験豊富な祐奈にも難問。「男同士でしてたってことでしょ」、「どうしよう」、「急に別の世界の人っていうか、感覚違うのかなって思って」と戸惑う咲良たちに対して、紬は「正直、ちょっと軽蔑した」と嫌悪感を露わにした。
他人に恋愛感情や性的欲求を抱かない“アセクシャル”の紬は、悠が差別されたり偏見の目で見られるのが許せなかったのである。
その後、悠が“バイセクシャル”であることがなぜか学内に広まる。しかし、悠は級友たちの心無い冷やかしに動じるような人ではなかった。生物部所属で、大人びた空気を醸し出す悠は、生き物や身体の仕組み、性の知識もあり「どんなことを言われようと僕は僕だから」とSNSで発信して偏見を一掃。「こうして広まっていることで自分を責めている人がいるから」と咲良をかばうほど、人間力の高さを見せた。
毎週(木)夜11:00
ABEMA SPECIALチャンネルで放送
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