2010年代に落ち着くも…令和に入り再びブームに
2010年代に入り、若手女優による音楽活動はあまり積極的に行われなくなった印象があったが、令和になり再びブームに。
映画「君の名は。」でヒロインの声を担当し、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)で大きな話題を呼んだ上白石萌音は、2016年からカバーアルバムを出すなど活動を開始していたが、今年8月に初のオリジナルフルアルバム「note」をリリースし、音楽活動に本腰を入れた。
同アルバムの楽曲制作には、大橋トリオ、内澤崇仁(androp)、GLIM SPANKY、n-buna(ヨルシカ)、野田洋次郎(RADWIMPS)、水野良樹(いきものがかり)、YUKIら豪華アーティストが参加しており、力の入れようがうかがえる。
幼少期から、地元・鹿児島でミュージカルスクールに通っていたという経歴の持ち主で、その力強い歌唱力は抜群。公開中の映画「トロールズ ミュージック★パワー」の劇中でも美声を響かせている。
来年朝ドラヒロインも
来年春スタートの連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK総合)で主演を務める清原果耶。朝ドラ「あさが来た」(2015年-2016年)、「なつぞら」(2019年)で注目を集め、今秋から来年にかけて「望み」(10月9日公開)、「まともじゃないのは君も一緒」(11月公開)、「ジョゼと虎と魚たち」(12月25日公開)、「砕け散るところを見せてあげる」、「護られなかった者たちへ」など多くの映画への出演が決定している今大注目の女優だ。
そんな清原も、9月に1stシングル「今とあの頃の僕ら」をリリース。その中に収録されている楽曲「君に見せる景色」は、Coccoがプロデュースを手掛けた。
清原は所属事務所の先輩・Perfumeに憧れて芸能界入りし、元々は歌手志望だったという。歌唱力の高さもさることながら、透明感あふれる歌声で訴えかける表現力の高さも持っている。